06
2
3
5
7
9
10
12
14
16
17
19
21
23
24
26
27
28
29
30
   

星雲仮面マシンマン回想録。

今回はある意味最強のヒーローかも知れない「星雲仮面マシンマン」を取り上げます。




実はこの時期(昭和54年ー)辺りから、特撮の数が一気に減って行きます

仮面ライダー、メタルヒーロー、戦隊、ウルトラシリーズ

大体この4つに収束して行ってしまうのです。

今ではメタルヒーロー枠が仮面ライダーに喰われてしまい、ほぼ跡形も無くなってますが。

原因はほぼ間違いなく、東映や円谷以外の制作会社が消えるか特撮から手を引いたかのどちらかだと思います。

特撮はお金がかかりますしね。

更に、視聴者の目も肥えてきて、あからさまな低予算番組だと生き残れない時代になって行った気がします。

これには、この時代の前後から急激に台頭して来た玩具ありきの番組作りも関係しているのでしょう。

特に財団Bはかなり酷く、当時番組を「30分のCMだと思って貰えば」などと発言した様で。

メインスポンサーなのを良い事に、玩具が売れなければ路線変更・打ち切りは当たり前

メタルダーの改変は絶対に許さないよ。

こんな事やってたら、そりゃ制作会社も子供向け番組を避けるに決まってます。

作りたい作品が作れないほど、悲惨な事はありませんしね。

まあ、この時代玩具業界も倒産や撤退が相次ぎ流石の財団Bも焦っていたのですかね。

前回紹介したメガロマンを製作した東宝も、この辺りから失速しテレ東系がメインになってしまいました。

さて、このマシンマンはその辺りの隙間をぬって制作された番組です。

実際、この番組も玩具ありきで制作されたモノでした。

しかし、非常に奇抜な敵設定とヒーロー設定で隠れた名作に仕上がったのです。

では、ストーリーを。


アイビー星人のニックは、大学の卒業論文で他の惑星のレポートを書くために地球を訪れた。
ところが地球では、子供が大嫌いな天才科学者プロフェッサーKが、子供達をいじめるために様々な悪事を働いていた。偶然知り合った女性カメラマン・葉山真紀に興味を持ったニックは、彼女がプロフェッサーK率いる組織「テンタクル」に襲われたところを助ける。
それ以来ニックは地球に留まり、高瀬健として、またある時は素性を隠しつつ正義と子供たちの味方「星雲仮面マシンマン」として、テンタクルと戦い続けることになる。


(Wikipediaより転載)


どうです?

これを読むだけでも、非常に突き抜けた印象があると思うのですが。

一番凄まじいのが、敵の目的ですよね。

世界征服でも無ければ、人類滅亡でもない。

究極生物になる訳でも無ければ、ニンジャを皆殺しにする事でもありません。

子供が嫌い、だからいじめる

何と、これだけなのです。



(lll゚Д゚)ヒイィィィ!!



しかも、無駄にオーバーテクノロジーな科学力を無駄使いしてですよ?

これだけイカレた組織は、他に例が無いと思います。

いえ、正式にはこの作品の後番組の組織も大概酷いんですがそれは次回辺りで。

子供アレルギーと言う謎のアレルギーを持つ敵ボスが、その苦しみから心が歪み子供をいじめる事が至上の喜びとなった。

…何と言うか、救われない設定ですよねぇ。

実際にあったら、生きていく事すら困難でしょう。

家かど田舎に引き込もるか、子供が居なさそうな深夜労働にでも勤しむしかありません。

それでは負けた気がするので、恐らくは子供いじめと言う手段に出る様になったのでしょうか。

敵ボスことプロフェッサーKは天才科学者ですが、アレルギーに関しては全くの無力だったのですね。

無論、今の医学でもアレルギーは手に負えない不治の病です。

その原因となる物質を摂取しない、それしか方法はありませんし。

となると、この敵組織は生まれるべくして生まれたのかも知れません。

実際は子供向けを究極にまで突き抜けた結果な気がするけど。

プロフェッサーKは、姪のレディMと共にひたすら子供いじめの作戦を続けました。

金で犯罪者を雇い、戦闘ロボを組み上げてとかなり精力的に活動しています。

と言うか、幾ら貰ったからと言って子供いじめをやる犯罪者って途轍も無く悲しいですよね。

金さえ貰えば何でもやる、ある意味本物のプロ犯罪者と捉える事も出来ますが。

プライドも何もかもかなぐり捨てないと、中々出来ないと思います。

そんなそこはかとない悲しさを漂わせつつ、最後は2人の自殺で組織は壊滅しました。

何と言うか、ある意味救いがない終わり方です。

大量殺戮などを犯した訳でも無く、大量破壊工作を行った訳でもない。

いじめは確かにですが、自殺させてしまうレベルの悪とはちょっと違う気がします。

何かこの辺がすっきりしない終わり方でした。



(´・ω・`)




で、ヒーローのマシンマンですがこいつはマジで強いです。

口元が露出しているのでライダーマンみたいな印象を受けますが、恐らく比べ物にならない位の戦闘能力の開きがあるかと思われ。

敵に対しても、手加減する位の余裕があるのだから恐ろしい。

戦闘能力や技もかなりのモノですが、やはり特筆すべきはカタルシスウェーブでしょう。

こいつを浴びたが最後、悪心が消え問答無用で善人になってしまうのです。

この技を喰らった敵が改心するシーンが、番組のハイライトでもありました。

恐らくは、特撮史上最強クラスの必殺技ではないかと。

これを首領が喰らったら一発で終わる組織がかなりありますしね。

主人公が宇宙人なので、宇宙人にも効果があると思われます。

ウルトラマンベリアル辺りが喰らったらどんな反応をするか、一度見てみたいモノですが。

後、主人公の設定に「スーパーマン」がかなり影響を及ぼしているっぽいですよね。

凄い力を持つ宇宙人が、普段は冴えない男を演じている。

この辺がそのまんまですな。

伊達メガネがその為のアイテムって所まで同じですしねぇ。



(`・ω・´)



後、マシンドルフィンの操縦方法って怖くないですか?

だって、車の中で腹這いになって操縦するのですよ?

しかも、400キロは出るモンスターマシンをです。

操縦自体は中のモニターで外を見て行っているらしいですが、大変なのは間違いありません。

何故この操縦方法が採用されたのか、開発者に聞いてみたい所です。

着座している方が、どう考えてもな気がしますが。



(;´Д`)




玩具関係に関しては全く無し

マシンドルフィンは玩具オリジナルのロボモードがあったりと、面白いブツだったのですが。



主題歌とEDも中々ノリの良い名曲でした。

カラオケで歌えばテンションアップ間違いなしです。






「悪を改心させる」と言う超レアな必殺技を持つ「星雲仮面マシンマン」

これに続くヒーローが出ない所を見ると、何か問題でもあったのかと心配してしまいます。



( ´ー`)フゥー...

theme : 特撮
genre : サブカル

comment

Secret

プロフィール

Kivagami

Author:Kivagami
玩具とネトゲ、そして仮面ライダーを始めとする特撮をこよなく愛する孤高人。
中でも悪のライバルキャラとか六人目とかに目が無い。
特撮系イケメンも好き。
クールガイなら尚大好物。
うさぎを始めとする小動物も好き。
現在、19匹の小動物に囲まれてお世話に奔走する日々。

現在ネトゲ流離い人、定住&安住の地を求めて旅は続く模様。
永遠の孤独(ソロ)という、非常にありがたくない称号を持っているらしい…?

注1:基本的にリンクフリー&トラックバックフリーですが、当ブログのテーマとかけ離れ過ぎな場合は削除しますのでご了承下さい。

注2:当ブログの趣旨は基本ツッコミですが、それに加えて「良いモノは良い、悪いモノは悪い」とはっきり述べるレビューブログでもあります。
決してモノを叩くのが趣旨のブログではありません。

注3:コメントの書き込みは基本的に歓迎いたしますが…
当ブログの趣旨を理解頂けていない書き込みだったり、明らかな捨てハンだった場合は警告無視とみなし、削除対象となる事を明記させて頂きます。
コメントをなさる時は、よく内容を吟味なされた上、ちゃんと名乗って頂ける様お願い申し上げます。
特に悪質な狂信者や荒らしだと判断した場合、通報及びアクセス禁止などの手段を執る事もありますので、その点を良くご理解下さいませ。

注4:最近ソフトバンクの携帯からの荒らしコメが良く来るので、一時的にアクセス不能にしてあります。
なのでお手数ですが、それ以外かPCからのアクセスをお願い致します。

注5:このブログに使用されている文章及び画像の無断使用を禁じます。

カテゴリー

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

UNIQLO CALENDAR

里親募集WhiteCat

小動物図鑑

リンク

RSSフィード