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電脳警察サイバーコップ回想録。

今回はメガロマンから9年ぶりに製作された東宝の作品「電脳警察サイバーコップ」を取り上げます。





この作品の告知を初めて見た時、戦隊物の亜種か何かかと思いました。

実際は、あんまり戦隊臭はしない作品だったのですが。

と言うのも、主人公が変身するジュピターだけが突出して強いからです。

途中から強化されるとかではなく、最初からそんな感じでした。

なので、明らかに戦隊とは違うと感じたのです。

恐らくですが、この作品で得たノウハウは「超星神シリーズ」に生きているのでしょうね。

集団ヒーローの上に、デザインも何となく似ていますし。

では、ストーリーを。


時は1999年(平成11年)、世界の中心都市TOKYOシティーでは、より凶悪化した犯罪が多発していた。
そこで警視庁はそれに対処すべく特殊部隊ZAC(ザック、ZERO-SECTION ARMED CONSTABLE 0課装甲警察部隊)を編成。織田久義キャップの下、ビットスーツと呼ばれるパワードスーツを身に纏うサイバーコップたちが、日夜犯罪摘発に明け暮れていた。
そんなある日、ZACに新米警察官、武田真也が入ってくる。
彼にはインターポールに保護される以前の記憶がなく、自分が何者なのかが分からないという。
彼がZACに入ったことと、デストラップと呼ばれる犯罪組織の出現で苛烈する戦い、果たして彼は何者なのか? そして彼を付け狙うバロン影山とは?.....




(Wikipediaより転載)


電脳警察と言いつつも、特にネットとかはあんまり関係なかったりします。

犯罪者や悪の組織も、特にネットを使用した犯罪を起こす訳でもありませんでしたし。

正直、グリッドマンみたいなのを想像していたので少しがっかりした記憶があります。

まあ、コンピュータを敵味方共に多用していると言う事でそう付いたのでしょうね。

で、この作品ではVTR合成技術が多用されていました。

作品の大きな売りでもある技術だったのですが、これがまた非常に未熟でチャチに見えて仕方なかったです。

何と言うか、もうひと目で合成だと分かるレベルでした。

なので、迫力の無い画が続いてうんざりした覚えが。

正直、従来型の特撮の方が良かったのではないかと思います。

設定が魅力的だっただけに、尚更残念に感じました。



(;´∀`)




主人公のジュピターこと武田真也は、当初謎だらけのキャラクターでした。

強力な装備を使えますが、本人は記憶喪失の為か新米扱いされています。

これが結構なミスマッチでしたね。

だって、新米扱いしている奴が新米より弱いビットしか使用出来ないんですよ?

なので、ただの大口叩きにしか見えなかったです。

しかもこんな奴が一応チームリーダーなんですから、何と言うか人材がいないんだなぁと思いました。

勿論、戦いの中で認め合い本当の仲間になる過程は中々良かったです。

ですが、それは正直リーダーキャラにやらせる役ではなかった気がしますね。

折角女好きのそれっぽいキャラが居たのですから、そいつにやらせた方が良かった感があります。

まあ、リーダーより上の上司がまともだったからまだマシでしたが。

で、このサイバービットは本部でしか装着出来ませんでした。

それが、結構面倒だった記憶があります。

電脳警察なんですから、スーツくらい電送出来ても良かったと思うのですが。

製作側もそう思ったのか、後にG3みたいに専用車両でも装着出来る様になりました。

そして、新たに登場したライバルキャラのルシファーに至っては何処でも自由に変身出来ます。

やっぱり、一度本部に帰還しないと使えないシステムはイマイチだったのでしょう。

その一方、装備の方は本部から直接送られてくると言うダイナミックさでした。

電送ではなく、マジで秘密通路みたいなのを通って直接送られてくるのです。

隠されていた入口が問答無用でガパッと開いて、装備の入ったケースが飛び出してくる様は中々壮絶でしたね。

この通路を作るのに、どんだけの費用と手間がかかったのかと思うとぞっとしませんか?

しかも、恐らく税金から出ています。

警察ですしね。

正直、移動車両に全部積んで行った方が安上がりだった気がします。

実際、仮面ライダーG3はそうしてますね。

彼の場合は、バイクに装備をほぼ全て積載出来る様になっています。

これは、文句の付けようがない効率の良さリアルさではないかと。

ジュピターにも専用バイクがありますが、あくまで移動用にしか作られていません。

装備が唯一召喚されるジュピターではなく、そうでない他のメンバーにもバイクを作ってあげた方が良かったと思うのは私だけでしょうか?

近未来設定のサイバーコップが、現代設定のアギトでの警察以下の効率の悪さで運用されているのは何か悲しいですね。

尚、ライバルキャラのルシファーは装備を全て携帯&装備済みで、必殺武器は召喚されます。

まあ、更なる未来技術で作られたサイバービットですから当然なんですが。



(´ε`;)ウーン…



ここまで色々苦言を呈して来ましたが、実の所仕方ない部分はあったのです。

と言うのも、仲間のビットはそもそもジュピタービットを参考に作られた言わばデッドコピー品でした。

なので、装備の召喚に関する事は恐らくオーバーテクノロジー過ぎて未解明だったのでしょう。

そしてチーム自体も新規に創設されたモノ。

なので、装備関係は全て試験運用中だった可能性が大です。

つまりあれこれ試している最中の、技術の過渡期にあった組織なのではないかと。

ここで得た技術が進歩して、未来でジュピタービットとして結実する。

そう考えると、胸熱ですよね。

そう、ジュピターの正体は未来から来た戦士だったのです。

時間移動した際に、何らかのアクシデントで記憶が飛んでしまったと思われ。

まあ、時間移動そのものもアクシデントからの発生だったのですが。

その他に、ルシファーと敵幹部のバロンも未来人でした。

ただ、ジュピタービットには妙な機能が付いています。

それは、使用者がブチ切れないと必殺武器が召喚されて来ない事。

これって、一体何の為にこんな機能を付けたんでしょうね?

キレた人間が使う必殺武器とか、怖くて近づけません

実際、サイバーボミングしたジュピターは当初コントロール不能に陥り、見境無く攻撃しまくると言うトンデモな欠陥がありました。

これは幸い克服されましたが、基本ブチ切れたら召喚されるのは変わりません。

似たシステムにGガンのスーパーモードがありますが、アレにはちゃんと真のスーパーモードがありました。

つまり、怒りで発動させるのは本来の意図とは違ったものだったのです。

とすれば、もしかしたらジュピタービットにも真のサイバーボミングがあったのかも知れませんね。

それはさておき。

サイバーボミングすると、ビットが一部変形してサイバーエネルギーを吸収し強化されます。

そして、サイバーアームと呼ばれる必殺武器が召喚されジュピターの腕に装着。

この武器で、様々な技を繰り出して敵を粉砕して行きました。

ですが、この召喚シーンが非常にショボくて泣けます。

空間の演出は良いのですが、サイバーアームが降ってくるシーンが何とも言えないシュールさを醸しだしていたのですよ。

凄い空間演出の中で、そこから降ってくるのが玩具みたいな手甲ただ1つ。

これはもう少し何とかならなかったのかと。

せめて、みたいな状態で降って来て装着されて初めて実体化するみたいな感じだったら格好良かったのですが。

おまけにサイバーアームで攻撃するアクションも、イマイチ格好良く無かったです。

特にローリングチャージャーと称して、腕をグルグル回すシーンはダサいを通り越して悲しみすら感じました。

と言うか、何でグルグル回したらエネルギーがチャージされるのかがまず分かりません。

何か妙にそこだけローテクですよねぇ。

ダイナモでも内蔵されてるんでしょうか?

これに関しては、何か玩具会社の陰謀を感じなくもないです。

玩具の仕様に合わせて、劇中のシーンを作った感じがしますね。

実際、そうなのでしょうが。

ただ、この玩具がまた良く出来ていたのです。

様々なアクションで、9種類ものサウンドが出る優れものでした。

番組終了後も、別の名前で売り出される程には売れた様です。

ちなみに発売は、メインスポンサーだったタカラ(現タカラトミー)。

その後、バンダ◯がペガサス◯星拳と称して類似商品を売った…らしいw。

後、サイバーボミング時の「サイバーギルティ!」と言う叫び声が結構好きでした。

意味は当時全く分かりませんでしたが。

まあ、ぶっちゃけ「有罪」程度の意味なんではと思います。



(`・ω・´)




サイバーコップの敵は「デストラップ

シリコン生命体による支配を企む、悪の組織です。

この組織は、非常に面白い構造を持っています。

まず、ボスのフューラーは巨大コンピュータである事。

そして、幹部は全てアンドロイドでした。

それを全て演出したのが、1前線指揮官に身をやつしていた未来人バロン影山

こいつが全てのモノを作り出し、自身の存在さえカモフラージュしていたのです。

何と言うか、妙に凝った事をする奴ですよねぇ。

この構図に、オタスケマンを思い出した人も多いはず。

まあ、結局ジュピターとルシファーの手によって倒されてしまうのですが。

やはり悪い事は出来ないモノです。



(;´Д`)



そうそう、途中から登場したライバルキャラであるルシファーに付いても少し触れておきましょうか。

こいつは元々ジュピターの仲間でしたが、バロンに騙されライバルとして敵対していました。

その強力な装備は、幾度と無くサイバーコップ達を危機に追い込みます。

と言うか、こいつだけかなり贔屓されてるとしか思えない豪華さでした。

標準装備として2丁の銃を持ち、固定武装として肩に速射砲を備えています。

そして、万能必殺武器ギガマックスまで持っている始末。

これが空を飛ぶわルシファーを運ぶ事も可能だわ、銃と盾に分離するわ銃は剣モードにもなるわとやりたい放題

おまけに、ビット自体にも必殺武器のサイバーグラビトンが内蔵されており、兎に角強かったです。

恐らくは、ジュピタービットを製造した後に作られた改良型ではないかと。

キャラとしても孤高の戦士といった感じで、格好良かったです。

味方になってからは、完全にツンデレキャラと化した気がしますが。




(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン




玩具に関しては、特に無かったですね。

サイバーアームは良い玩具でしたが、当時はあんまりカッコイイと思えず欲しいと感じませんでした。

この作品のOPは、中々良い感じの歌でしたね。

恐らく歌っても、誰も何の歌か分からないと思うので一般人とのカラオケとかでオススメかも?





様々な新機軸盛り沢山で制作された「電脳警察サイバーコップ

その新機軸が成功したとは言い難いですが、多くの可能性を秘めていたのは間違いないと思います。



( ´ー`)フゥー...

theme : 特撮
genre : サブカル

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Kivagami

Author:Kivagami
玩具とネトゲ、そして仮面ライダーを始めとする特撮をこよなく愛する孤高人。
中でも悪のライバルキャラとか六人目とかに目が無い。
特撮系イケメンも好き。
クールガイなら尚大好物。
うさぎを始めとする小動物も好き。
現在、14匹の小動物に囲まれてお世話に奔走する日々。

現在ネトゲ流離い人、定住&安住の地を求めて旅は続く模様。
永遠の孤独(ソロ)という、非常にありがたくない称号を持っているらしい…?

注1:基本的にリンクフリー&トラックバックフリーですが、当ブログのテーマとかけ離れ過ぎな場合は削除しますのでご了承下さい。

注2:当ブログの趣旨は基本ツッコミですが、それに加えて「良いモノは良い、悪いモノは悪い」とはっきり述べるレビューブログでもあります。
決してモノを叩くのが趣旨のブログではありません。

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