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電光超人グリッドマン回想録。

今回は早過ぎた名作と言われた「電光超人グリッドマン」を取り上げます。




今でこそインターネットは世界中で普及していますが、グリッドマン放送時はそうではありませんでした。

未だ、パソコン通信と呼ばれマイナーな存在だったのです。

パソコン自体も今に比べて性能が低い上に高額で、オフラインゲーム専用機となっている事も多かったはず。

私の周囲にも、パソコン通信を行っている人間は殆ど居ませんでした。

そんな時代に放送されたこの作品は、ある意味現在より進んだネット社会を実現していたのです。

早過ぎた名作と呼ばれる訳が、これでお分かりになったでしょうか。


では、ストーリーを。


翔直人、馬場一平、井上ゆかは、桜ヶ丘中学に通う中学2年のクラスメート。両親がインテリア店を営む一平の家の地下に、3人だけの秘密のラボを作っている。中古パーツを集めて組み上げたコンピュータ「ジャンク」を中心に、研究と開発の日々に明け暮れていた。
藤堂武史も直人たちのクラスメートだが、陰湿な性格で友達は誰一人おらず、コンピュータオタクとなり自室にこもってばかりいた。武史がゆかの家に怪獣ギラルスでハッキングを仕掛けていたその時、目の前に現れたのは、魔王・カーンデジファーだった。
カーンデジファーは「ハイパーワールド」と呼ばれる異次元空間から逃亡してきた悪魔で、武史のコンピュータに寄生し「コンピュータワールド」に生きている。
武史の負の感情に付け込んだカーンデジファーは、武史を意のままに操りさまざまな怪獣を生み出し、地球を破壊・征服しようと企む。
直人たちはコンピュータワールドの異常に気付いた。そしてその時、一平がジャンクの中で描いていたCGグリッドマンに、カーンデジファーを追って地球にやってきたハイパーエージェントが乗り移り電光超人となった。
直人はグリッドマンと共にカーンデジファーと闘うため、グリッドマンと合体することを決意する。
こうして、グリッドマンとカーンデジファー、直人たちと武史の闘いが始まった。



(Wikipediaより転載)




これは、非常に優れた設定ですよね。

現代で言えば、ウイルス駆除ソフト対コンピュータウイルスの戦いですし。

この作品の怪獣は、実体化されたコンピュータウイルスそのものです。

それが、プログラムをメチャクチャにしようとするのをグリッドマンと言うワクチンプログラムが阻止する。

地味に見えますが、視覚化されたバトルは中々見応えがありました。

グリッドマンの世界では、ネットが物凄く普及しています。

家電製品でさえネットと繋がり、家のメインコンピュータなどで一括操作可能になっている様でした。

そこまで広大になったネット世界だからこそ、異次元と繋がってもおかしくないと思わせるリアリティがあったのではないかと。

グリッドマンは、ハイパーワールドからやってきた電子エージェントです。

言うならば、意思を持ったセキュリティシステムですね。

デザインはウルトラシリーズに出て来てもおかしくない感じですが、製作が円谷なので気にしてはいけません。

と言うか、後のメビウスやマックスに影響を与えているのではないかと。

実体の無いエネルギー体なので、人間と融合しないとその力を発揮出来ないのが難点ですが。

おまけに手作りコンピュータであるジャンクに存在の殆どを依存しており、ジャンクのダウンは即ちグリッドマンの活動停止を意味します。

この設定がまた、危機感を煽る事に成功していましたね。

サーバーとネットゲームの関係に酷似している気がします。

主人公である直人は、グリッドマンと一体化する事によりネット世界に入り込める様になりました。

その際の「アクセスフラッシュ」のセリフとポーズは、良く真似をしたモノです。

グリッドマンが活動するネット世界は、大体ブロックが積み上がった感じの世界でした。

ブロック一つ一つがプログラムを意味しており、ウイルス(怪獣)はそれを破壊する事で異常事態を起こすのです。

異常事態とは、家電などの異常動作や様々なシステムの停止を引き起こし社会に深刻なダメージを与えていました。

それを如何に処理するかが、毎回の見所となっています。

必殺技のグリッドビームは、ポーズも含めて格好良かったですね。

溜めのポーズから、腕のグラン=アクセプターの強大なエネルギーを一気に解き放つ光線技でした。

これも、後のウルトラシリーズに影響を与えた必殺技だったと思います。

ウルトラマンネクサスに登場したジュネッスが、かなり似たポーズで光線を放ってますね。

また、マックスのマクシウムカノンも結構似た感じの光線でした。

マイナー作品かもですが、後の作品に与えた影響は決して少なくないのではないかと。




(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン



勿論、他のメンバーも見ているだけではなく支援に大わらわに。

メンバーの一平とゆかは、即興で様々な支援プログラムを作り上げる天才です。

彼らの作り上げたプログラムで、何度グリッドマンが救われたか分かりません。

敵が作った罠を破壊するプログラムから、グリッドマンを強化する為のプログラムまで幅広く製作していましたね。

最初に製作された支援プログラムは、バリアシールドでした。

一平が食べたかったホットドッグから考案されると言う珍しい過程から生まれた武器ですが、盾と剣に分離出来る高性能武器です。

防いで良し、斬ってよしのマルチウェポンで幾度と無くグリッドマンの危機を救いました。

これが後に強化され、グリッドマンソードと呼ばれる武器になります。

更に斧状のサンダーアックスにもなりますが、使用されたのは一回のみ

ウルトラシリーズとは違い、防衛組織が存在しないのでこの援護は非常に重要でした。

そして、スポンサーがタカラだったせいか、変形する支援機が登場します。

第一号がゴッドゼノンで、3つの小型メカが合体して誕生。

…なのですが、何か何処と無くガオファイガーを思わせる構成ですね。

なんたって、ドリルジェットですし。

こいつは合体して戦うだけではなく、グリッドマンが「着る」事も可能でした。

ゴッドゼノンを装着したグリッドマンは、サンダーグリッドマンと呼ばれ攻撃力と防御力に優れた形態になります。

その半面、素早さがガタ落ちしてしまうのが難点ですが。

見た感想としては、何か円谷なのに東映作品を見ている気分になりましたw

感じとか動きが、モロに戦隊ロボっぽかったからですけど。

それはさておき。

その次に登場したのが、キングジェットとダイナファイターと言う2機の戦闘機が合体して誕生するダイナドラゴン

名前の通り、ティラノサウルス型の戦闘マシンです。

スポンサーがタカラだけに、やはりダイナザウラーグリムロックから発想したんでしょうかね。

ジェット2機合体とか、ますます戦隊ロボっぽくなった気が。

とは言え、ダイナファイターの方はドラゴニックキャノンと呼ばれる武器に変形とオリジナリティを忘れてはいません。

こいつもまた、グリッドマンが装備する事が出来ます。

その際はキンググリッドマンとなり、パワー型のサンダーグリッドマンとは違いスピード重視の戦いを行える様になりました。

状況に応じて使い分けが出来る様になったのは、非常に心強かったです。

まあ、その分ジャンクへの負担も半端では無くなってしまうのですが。

グリッドマンを助け活躍した支援プログラム達ですが、残念ながら最終回近くで全てカーンデジファーに破壊されてしまいました。

プログラム状態のまま破壊されていく様は、凄まじい絶望感がありましたね。

まさかそんな最後を迎えるとは思っておらず、呆然となった覚えがあります。




(´・ω・`)



グリッドマンはプログラム修復機能を備えており、怪獣を処理した後に破壊されたプログラムを正常に戻す事が可能でした。

非常に有能なエージェントですよねぇ。

このシーンも、後のウルトラマンコスモスのフルムーンレクト発射シーンと少し似ています。

やはり、グリッドマンはかなり先進的だったのだなぁと感じてしまいました。





そして、敵であるカーンデジファー

こいつはコンピュータヲタクの藤堂のコンピュータに潜み、コンピュータワールドから現実世界に出ようと画策していました。

毎回のカーンデジファーと藤堂のやりとりは、結構面白かった覚えがあります。

ハイパーワールドの伝説の魔王であり、その目的は恐らく全ての世界の征服だったのではないかと。

強大な力を持ちますが、エネルギー不足の為リアル世界に出られなくなっています。

ですが終盤、世界中のコンピュータを支配する事に成功。

そのエネルギーを以って、現実世界に出現しかける所まで行きました。

グリッドマンも絶体絶命のピンチに陥るのですが、助けは意外な所からやって来たのです。

一方、藤堂のキャラは今の所謂キモオタみたいなのではなく、むしろガリ勉タイプのキャラなのが、当時のヲタクに対するイメージを物語っているかと思われ。

この頃は、まだ「萌えアニメ」の類が殆ど存在していませんでしたしね。

根暗でコミュ障、運動も苦手な細身のガリ勉キャラ。

それだけに、心に潜む闇はとてつもないモノがありました。

そこをカーンデジファーにつけ込まれ、悪事を重ねる事になるのです。

怪獣は藤堂の卓抜したプログラム技術により製造され、様々な破壊工作を行いました。

しかし、人間としての良心もまた心の何処かに持っており、怖じ気づく事も多かったです。

その度に、カーンデジファーに洗脳される羽目になる可哀想な少年でもありました。

最後は、カーンデジファーに見放されたのをきっかけに改心

窮地に陥ったグリッドマンを助け、カーンデジファーを倒す大貢献をする事になります。

彼の作った破壊プログラムのお陰で、グリッドマンはカーンデジファーをデータ毎破壊する事に成功。

リアル世界でも直人達と友人になり、彼は一人ではなくなったのです。

この終盤の展開は、今でも凄く好きですね。

最終回を撮ったビデオを、何度も見返した覚えがあります。

私も所謂コミュ障のぼっちなので、主人公達よりむしろ藤堂の方に感情移入してしまう事も結構ありました。

恐らく、共感してくれる人も結構いそうな気がw

ちなみに、最終回で声優の原えりこ氏が素顔でTVレポーターとして出ていたのは結構有名でしょうか。



'`,、('∀`) '`,、





玩具に関しては無しですが、ULTRAーACTのグリッドマンは買うか凄く悩みましたね。

アクセプターの玩具も、当時買うか悩んだ覚えがあります。

後、主題歌は中々の名曲ですね。

ノリも良く、王道な感じの主題歌でした。






早過ぎた名作と言われた「電光超人グリッドマン

その斬新なアイデアが後の特撮界に与えた影響は、決して少なくないと思います。



( ´ー`)フゥー...

theme : 特撮
genre : サブカル

comment

No title

この作品はアメリカでも「スーパーヒューマン・サムライ・サイバースクァッド」のタイトルで放映されましたが、この作品は円谷プロの作品としては早すぎた作品だと思う。

巨大ヒーローと合体ロボの合体(装着変身型)はゴーディアンやマシンロボのバイカンフーと言うよりは、モスピーダのライドアーマーに近いと思います。

No title

>すーぱーぺるる様。

コメントありがとうございますv

確かに、早すぎた名作と言っていいでしょうね。
今製作されたら、どんな感じになるのやら。

グリッドマンの合体は、装着型なのでライドアーマーのパターンが一番近いかもですな。
ただ、ごつい聖衣を着ている様な感じなので、今で言えばウルトラマンXのアーマーも結構近い?
パターンとしては、普通に戦隊ロボのスーパー合体や、勇者ロボのグレート合体とほぼ同じですが。
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プロフィール

Kivagami

Author:Kivagami
玩具とネトゲ、そして仮面ライダーを始めとする特撮をこよなく愛する孤高人。
中でも悪のライバルキャラとか六人目とかに目が無い。
特撮系イケメンも好き。
クールガイなら尚大好物。
うさぎを始めとする小動物も好き。
現在、14匹の小動物に囲まれてお世話に奔走する日々。

現在ネトゲ流離い人、定住&安住の地を求めて旅は続く模様。
永遠の孤独(ソロ)という、非常にありがたくない称号を持っているらしい…?

注1:基本的にリンクフリー&トラックバックフリーですが、当ブログのテーマとかけ離れ過ぎな場合は削除しますのでご了承下さい。

注2:当ブログの趣旨は基本ツッコミですが、それに加えて「良いモノは良い、悪いモノは悪い」とはっきり述べるレビューブログでもあります。
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