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バトルフィーバーJ回想録。

今回は、初スーパー戦隊から転げ落ちてしまった「バトルフィーバーJ」を取り上げます。




とは言え、スーパー戦隊の大体のフォーマットがこの作品で決まったので重要な位置にあるのは間違い無いのですが。

ちなみにここからの作品は、原作が石ノ森章太郎から八手三郎に変わっています。

この問題のせいで、最近までゴレンジャージャッカー電撃隊がスーパー戦隊入りしていなかったのだとか。

知ってる人は知ってると思いますが、この八手三郎とは東映テレビ部の名称ですね。

現在は、東映プロデューサー集団の共同ペンネームとなっているそうで。

では、ストーリーを。


世界各地に様々な怪奇現象が起こる中、謎のこうもり傘の美女の手により国防省の重要人物が次々と殺されていった。
それを知った倉間鉄山将軍は、4人の精鋭から成るバトルフィーバー隊にその調査を命じた。
4人は、捜査途中に謎のこうもり傘の美女そっくりの女性捜査官ダイアンと出会う。
こうもり傘の美女を影で操る秘密結社エゴスに父を殺されたダイアンを加えた5人に、鉄山将軍はバトルスーツを与え、世界の混乱を目論むエゴスの討伐に向かわせた。
巨大ロボット・バトルフィーバーロボの設計図の争奪戦が繰り広げられる中、エゴスも悪魔ロボットを完成させる。
その第1号・バッファローロボをバトルフィーバー隊は完成したばかりのバトルフィーバーロボで迎え撃ち、勝利した。戦士たちの激しくも苦しい戦いは、始まったばかりである。




(Wikipediaより転載)



ジャッカー電撃隊に比べて、流石に長いですね。

一応の元祖と言う事で、扱いも違うのでしょうか。

しかし、スーツなどのデザインは一番戦隊からかけ離れたモノとなっています。

顔などを見ると、正直戦隊より仮面ライダーに近い様にも見えますね。

その理由は、アメリカのマーベルと提携していた関係でアベンジャーズ(特にキャプテンアメリカ)を参考にデザインされたからだそうで。

それに、これまでの集団ヒーローのエッセンスを加えて完成したのだとか。

にしても、バトルフィーバーって凄い名前ですよねぇ。

バトルフィーバーするダンサー上がりの戦士達ですからね。

お固そうな国防省が付けたとは思えない名前です。

さて、このバトルフィーバーJもイマイチ変身方法が分からない戦隊です。

ゴレンジャー同様、一瞬で変身してしまいます。

通信機から転送される様なのですが、物語内で描写されたのは一度きりでした。

何と言うか、この頃は変身道具を玩具化して売り捌こうと言う商魂たくましい発想があまりなかった時代なんですね。

かの第一期ウルトラマンも、当時は全くと言って良い程変身道具が玩具化されませんでしたし。

そもそも昔は、変身道具自体を使わないヒーローの方が多かった気がします。

あるいは、別のモノで代用出来る様にしてあったりとかですね。

ウルトラマンの変身ではペンやスプーン(笑)、セブンではメガネなど。

かのメタルヒーローでも、変身道具が玩具化されるのは特捜エクシードラフトからでした。

しかし次のジャンパーソンで消え、復活するのは重甲ビーファイターまで待つ事に。

例外は仮面ライダーシリーズで、最初から変身ベルトが玩具化されています。

それはさておき。


リーダーのバトルジャパンはカンフーや空手の使い手で、戦闘時にはそれを応用したカンフーダンスで戦います。

以前、何処ぞの雑誌のネタで「日本なのになんでカンフーなんだよ?日本なら盆踊りで戦えよ非国民」と茶化されていましたが、そのせいか今では日本ではなくアジア代表と言う事になっているようで。

些か苦しい言い訳ですが、まあ仕方ないのでしょう。

キャラクターとしては真面目な典型的リーダータイプで、最後までリーダーを務め上げました。

武器はコマンドバットを変形させた両刃の槍なので、ますますカンフー臭くなっています。

二番手のバトルコサックはユーラシア代表の戦士で、コサックダンスを応用した戦闘方法で戦います。

その癖、専用武器がサイと意味不明な事に。

コサックダンスと全く関係ないのですが、いいのでしょうか。

そういう問題があったからなのかは不明ですが、この方二代目キレンジャー同様戦死しています。

強化服を持たずに行動した結果の事態なんですが、何とも悲惨ですよね。

ヒーローも変身しなければただの人を体現した最後と言えます。

実際の交代理由は、東映のチョンボのせいで役者さんがブチ切れて降板したからなんですが。

で、二代目バトルコサックが来るのですが。この人がまた特撮界では有名な方が演じていました。

そう、イナズマンやキカイダーで名を馳せた伴直弥氏です。

これは正直、変わって良かった気もしますね。

キャラクターとしては最年長の戦士と言う事で、バトルジャパンを超える冷静さを持った戦士に設定されています。

ですが、武器はやっぱりサイ

その他にも共通装備としてバトルショット5と呼ばれる銃もあるので、銃の名手たる彼にはこっちの方が使い勝手が良かったと思われ。

三番手のバトルフランスヨーロッパ代表の戦士との事ですが、今だったらドイツイギリス辺りが猛抗議して来たかも知れませんw

戦闘時には、フラメンコとフェンシングを組み合わせたスパニッシュダンスで敵を迎え撃ちます。

フェンシングとフランスの組み合わせで、ガンダムローズを思い出した人も多いかも?

フランス系と言う事で、彼も例外なくキザなタイプでした。

変身時の武器はサーベルで、珍しく戦法と一致しています。

キャラクターとしても面白いので、物語の中心となる事も多かったのだとか。

四番手のバトルケニアはアフリカ代表の戦士で、演じるのはみんな大好き大葉健二氏

ただし、去年の某映画でその名を大いに汚してしまいましたが。

OPで動物を引き連れながら、果物を齧りつつ都会を歩くシーンは有名ですね。

動物と会話する事が出来、戦闘時にはトロピカルダンスで戦います。

文字通りの野生児ですが、やはりキャラクターの面白さから話のメインになる事も多いキャラでした。

ゴーカイジャーの映画では、一人二役をこなしていて大変でしたね。

五番手のミスアメリカは、そのまんまアメリカ・オセアニア代表の戦士で得意技はディスコダンス

当初は外人のダイアン・マーチンがミスアメリカでしたが、中の人の本業であるモデルが忙しくなったせいで、敵に重症を負わせられた事にして降板

以降、他のメンバーと同じく日本人である汀 マリアが変身する事に。

何と言うか、やたらメンバーの変動が激しい戦隊ですよね。

これ程入れ替わるのは、このバトルフィーバーJ位のモノでしょう。

スーツもド派手になり、これまでのマントが廃止されマフラーへと変わりました。



(;´∀`)



武装としては、前述した万能武器コマンドバット

様々な武器に変化し、バトルフィーバーJと共に戦いました。

投擲して相手を爆発させたりも可能で、恐ろしい程に高性能となっています。

必殺技も、このコマンドバットを合体させて放つ「ペンタフォース

これもバズーカタイプとブーメランタイプの二通りがあり、コマンドバットの万能性を裏付けるモノとなってますね。

ここまで万能で凄まじい武器ですが、今後このタイプの武器は出て来なくなります。

やっぱり、玩具として売りにくいからでしょうか。

まあ、コストが掛かり過ぎて採用が難しくなったとでもしておきましょう。

装備としては車とバイクがありますが、殆ど市販車と変わらない仕様でした。

理由としては、どうも専用マシーンの製作が間に合わなかったせいらしいですね。

何とも悲しい理由ですが、そもそも専用車やバイクを持っていない戦隊も多いですし良いのではないかと。

持っていたとしても、キョウリュウジャーのディノチェイサーみたいに出番が少なかったりもしますし。

しかし、基地はかなり大規模なモノでした。

ビックベイザーと呼ばれる巨大海底移動要塞が基地になっており、隠された数々の秘密ルートから入る事が出来ます。

中にはロボの格納庫から兵器製造工場に居住区など、ありとあらゆるモノが配置されていました。

海底なので狙われ難く、難攻不落と言っていいのでないでしょうか。

そこから発進するのは、万能戦闘母艦であるバトルシャーク

を征き、を飛ぶ驚異の万能戦闘母艦ですね。

戦闘母艦だけに主砲や機雷などで武装しており、バトルフィーバーロボとその装備も全て格納しています。

オートパイロット機能もあり、自動で発進すると共にロボの要請で装備を射出したりも可能。

装備が突然出て来ない辺り、かなりリアルですよね。

実際は、電送技術が未熟過ぎたせいと言われてますが。

デザインも秀逸で、非常に格好良かったです。

バトルシャークから発進するのは、切り札とも言えるバトルフィーバーロボ

戦隊初の、記念すべき巨大ロボです。

スパイダーマンのレオパルドンが好評だった為、登場が決定したと言うのは有名な話

ですがデザインや着ぐるみの完成が遅れたせいで、5話からの登場となってしまいました。

鎧の武人を思わせる風貌で、必殺武器も勿論です。

シンケンオーや無敵将軍辺りと並べたら、そのデザインの変化っぷりが面白いかも。

原初のスーパー戦隊ロボのせいか、合体変形機能は一切ありません

素のロボ形態だけと、非常に漢らしい仕様になっています。

一説には、変形するレオパルドンとの差別化の為だとか。

おまけに完成が遅れたせいか、何とコクピットにシートベルトすら付いていませんでした。

お陰でダメージを喰らう度に、コクピット内では悲惨な事に。

どうもシートベルトだけでなく、コクピットを水平に保つバランサーや衝撃を吸収するシステムすら積んでいなかった模様。

そりゃ、変身しないで操縦したら死んでしまいます

あまりにも剛気な作りでしたが、残念ながら11話でシートベルトが装着されてしまいました(おい)

後にバトルジャパン一人で操縦が可能なようにもなっており、地道なアップデートが為されていたと思われ。

なんせ巨大ロボなんぞの運用は初めてだったでしょうし、大変だったのでしょうね。

武装も過剰な程用意してあり、斧・槍・ナックル・錫杖・盾などが次々と投下され使用されました。

また、固定装備として両足にダガー状の武器「ソードフィーバー」が存在しています。

必殺武器は前述した巨大な刀「電光剣

こいつの一撃により、数々の悪魔ロボが粗大ごみと化して逝きました。

主な必殺技は「電光剣 唐竹割り」ですが、他にもソードフィーバーを投げ付ける「クロスフィーバー

そして、最強の必殺技である「電光剣ロケッター」があります。

これはラスボスに使われた技で、その名の通り宇宙エネルギーを集中した電光剣をロケット噴射でぶつける凶悪な技でした。

ちなみに電光剣唐竹割りは司令官である倉馬鉄山将軍も使用し、怪人を真っ二つにした事もあります。

正直、フィーバー隊いらないんじゃないかな?的な強さですよね。




:(;゙゚'ω゚'):





バトルフィーバーJの敵は、ストーリーにもあった秘密結社エゴス

ボスのサタンエゴスを崇め、世界をエゴスの教え(?)に染める為に行動するカルト宗教的組織です。

これまでの組織とは一変して、基本的に宗教侵略を企む組織となっていますね。

ただ、困った事にまたボスが正体不明のまま終わってしまいました。

と言うか、解明する前に倒されてしまったのです。

これって、この頃の流行りか何かでしょうか。

まるでリアルロボット乱造時代を思い出します。

ともかく、こいつが生む化け物がエゴス怪人ですが、組織では「御子」と呼ばれていました。

ボスの子供なんですから、ボスの次に偉い存在なのです。

最高幹部たるヘッダー指揮官ですら、怪人より格が低いのはびっくりですな。

まあ、宗教組織なんてそんなものなんでしょうが。

このエゴス怪人はあんまり頭が良くない奴も多く、そんなのに仕えるのは本当に大変だったと思います。

その苦労人たるヘッダー指揮官は、剣の達人で普通に強かったりするのですが。

ちなみにこの人も、ある事情により中の人が交代しています。

何でも初代を演じていた方が不祥事を起こし、急遽交代になったのだとか。

何ともトホホな話です。

それと、女性幹部として行動隊長のサロメが在籍。

演じていたのは、スター女子プロレスラーのはしりとも言えるビューティペアの片割れでした。

特撮界は、結構格闘畑の人間を起用する事も多かったですね。

いかにもムキムキで強そうですし。

特にバイオマンに出演していたストロング金剛とか。

戦闘員はカットマンと呼ばれてますが、別に散髪が得意技と言う訳ではありません

勿論映画の撮影もやりませんな。

そして、エゴス怪人と同じ姿をした巨大な悪魔ロボを所有しています。

怪人の弟(または妹)と呼ばれ、戦場に呼び出されて登場していました。

この段階では、敵も巨大化技術が無かった模様。

なので、毎回シコシコ悪魔ロボを製造していたのでしょう。

ご苦労様です。

バトルフィーバーロボによる破壊で、どれだけの金銭的被害が生じたか本気で知りたいですね。

まあともかく、この奇妙な宗教組織もサタンエゴスの死亡と共に滅び去ってしまいました。

破防法も制定されていない頃でしたが、日本の防衛組織は迅速に処理した様です。

オ◯ムの時もバトルフィーバー隊がいたら、あんな悲惨な事にならなかったのではないかと。

何処かの組織の先遣隊ではないかと言うもありますが、最早確かめる術もありません




Ω\ζ°)チーン




玩具の関係は持ってませんでしたが、何故かウルトラ怪獣の消しゴム人形の中にバトルシャークの消しゴム人形が混じっていたのを覚えています。

一体何処で手に入れたのかも定かではありませんが。

この作品のOPとEDも、MoJoが歌う王道的ヒーローソングです。

良い曲なので、是非覚えてカラオケで歌いましょう。

私は特にEDテーマが好きでした。

今とは違い、この頃はEDも非常にカッコイイ曲が多かったのです。





今へ続くスーパー戦隊の基礎を確立させたと言える「バトルフィーバーJ」

この作品から、真のスーパー戦隊が始まったと言っても過言ではないでしょう。



( ´ー`)フゥー...

theme : 特撮
genre : サブカル

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Kivagami

Author:Kivagami
玩具とネトゲ、そして仮面ライダーを始めとする特撮をこよなく愛する孤高人。
中でも悪のライバルキャラとか六人目とかに目が無い。
特撮系イケメンも好き。
クールガイなら尚大好物。
うさぎを始めとする小動物も好き。
現在、14匹の小動物に囲まれてお世話に奔走する日々。

現在ネトゲ流離い人、定住&安住の地を求めて旅は続く模様。
永遠の孤独(ソロ)という、非常にありがたくない称号を持っているらしい…?

注1:基本的にリンクフリー&トラックバックフリーですが、当ブログのテーマとかけ離れ過ぎな場合は削除しますのでご了承下さい。

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