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鳥人戦隊ジェットマン回想録。

今回は戦うトレンディドラマと呼ばれた異色作「鳥人戦隊ジェットマン」を取り上げます。



1話で切ってしまったファイブマンをまたいで、ジェットマンです。

ちなみにファイブマンは、視聴率も玩具の売り上げも不振だったそうで。

この辺りから、私の戦隊離れが加速する事にもなりました。

本来なら、この辺は第二次空白期の真っ只中。

なのに何故ジェットマンかと言うと、実は知り合いに熱烈なファンが居て何話か見せられた事があるのです。

そのチョイスが重要話数と最終回、そしてエピローグ&総集編だったので取り上げてみようかと。

加えて、やる夫スレ化した時に見ていた事も取り上げた理由ですね。

なので、今までの作品よりは軽い内容になる事をご了承下さいませ。

では、ストーリーを。



西暦199X年、地球は衛星軌道上に24時間体制で世界中を監視する「アース・シップ」を有す世界規模の防衛組織・地球防衛軍スカイフォースによって平和が守られていた。
そのスカイフォースでは、ある鉱石より人間の身体能力を強化することの出来る"バードニックウェーブ"が開発され、それを元に人間の力では対応できないような脅威にも対抗できる超人戦士を作り出そうという「Jプロジェクト」が極秘に進行していた。
プロジェクト責任者の小田切綾は、犯罪や災害が起こると派遣される地上の隊員「スカイフォーサー」の中から5名の優秀な人物を選抜。
天堂竜は最初の被験者としてアース・シップでバードニックウェーブを浴び、強化人間「ジェットマン」第一号レッドホークへの変身能力を身に着けた。
しかしその直後、さまざまな次元の世界を侵略してきた次元戦団バイラムの襲撃により、アース・シップは壊滅的な被害を受けてしまう。
多くの犠牲者が出る最中、竜の恋人だった藍リエが宇宙空間に消え、竜はプロジェクト責任者の小田切と共にジェットマシン・ジェットホークで脱出する。
リエを含む残りの被験者が浴びる筈だった4人分のバードニックウェーブは4条の稲妻となって地球へ飛散。
小田切と竜は、バードニックウェーブを浴びてしまった4名を捜し出し、「鳥人戦隊ジェットマン」としてバイラムに立ち向かわせようとしたが、その4人はいずれも一筋縄ではいかない曲者揃い。
彼らは戦いの中で時には反目し、時には恋心を抱きながら、バイラムとの戦いに互いの青春を燃やしていく。



(Wikipediaより転載)


見てお分かりかと思いますが、最初からかなり変化球な戦隊です。

軍事系戦隊でありながら、所属メンバーは殆ど民間人と言う。

しかも、それがどいつもこいつも一筋縄では行かない人材だから困ります。

バードニックウェーブに関しては、アースフォースバイオ粒子などを人工的に再現しようとした結果ではないか?と思わないでも無かったり。

ただ、人工的な強化は長続きしない様で三年後の世界では効き目が切れてしまっています。

しかし、何故鳥がモチーフなのか?と言う疑問が残りますね。

設定としては、空軍が母体の防衛組織だからなんだとは思います。

ですが、制作側の真相はどうやら「ガッチャマン」をオマージュしたからなんだそうで。

なるほど、そう言われてみれば構成メンバーのモチーフはほぼ同じです。

バードニック~と付くのも、ガッチャマンからですよね。

更にコンドルが死ぬのまで同じとくれば、言い逃れは出来ないでしょう。

流石に科学忍法火の鳥はありませんが、代わりにロボがイカロスハーケンと呼ばれる飛行形態で火の鳥と化し突撃する技がありました。

なるほど、まさにこれは戦隊版ガッチャマンですね。



φ(゚Д゚ )フムフム…





このジェットマンでは、バードニックウェーブを浴びた者以外は変身出来ない仕様になっています。

恐らくは、スーツのパワーに耐えられないのでしょう。

変身アイテムは、言うまでも無くブレスレット

現在こそ携帯電話型が主流になって来ましたが、それ以前はブレスレットが基本アイテムでした。

まあ、既に携帯電話型も現実のスマホへの移行と共に廃れて来ていますが。

ジェットマンの変身アイテムは「クロスチェンジャー

最早基本フォーマットとなった、両腕に装着されるブレスレットです。

特筆すべき点は、変身に使うのが右腕のエンブレムフォーメーションのみと言う所。

音声入力と共に、エンブレムフォーメーションのスイッチを押す事で変身します。

この際、エンブレムフォーメーションから鳥の頭と翼が飛び出るのがポイント。

玩具でもこれは再現されていますが、何と電気的仕掛けが一切されていません。

今だったら考えられないレベルのショボさですが、当時の技術では無理だったのでしょうか。

一方、ただの通信機である左腕のコレスポンダーには何故か光って鳴る機能が搭載されています。

…普通、じゃないですかね?

通信機っぽい音を無駄に搭載するよりは、変身音をメインのアイテムに搭載した方が良かったと思うのですが。

一応、ロボを合体させる時のキーが付いている重要アイテムではあります。

が、それだけなら1つにまとめても問題無かったのではないかと。

この問題は、その後の作品群において解消されては行きます。

恐らくは、変身アイテムにもっと付加価値を!と言う声が大きくなったからでしょうね。

それはさておき。

ジェットマンのスーツには、他の戦隊とは一味違う仕掛けがしてあります。

それは、デフォルトで飛行能力がある事。

ジェットウイングを広げる事で、空を滑る様に飛ぶ事が可能に。

ゴーカイジャーでも、ゴーカイチェンジした際に猛威を奮っておりました。

その後の戦隊「百獣戦隊ガオレンジャー」でも、鳥モチーフのイエローが似た様な飛び方をしてましたね。

しかし、全員が飛べるのはこのジェットマンだけではないかと。

次に装備なんですが…

ジェットマンには、これまで登場して来た個人武器が遂に廃止されてしまいました。

これはちょっと寂しいですよね。

現在の戦隊ではその反省を活かしてか、また合体武器のパーツを個人武器とする方向性に戻っています。

勿論、ゴーカイジャーなどの例外作品も沢山ありますが。

で、ジェットマンの武器は全て共通武器となっています。

まず、バードブラスターと呼ばれる銃が全員に支給されていました。

これは本当にただの光線銃で、特にギミックもありません

しかし、もう1つの武器であるブリンガーソードと組み合わせる事で必殺武器に早変わり。

ブリンガーソード自体は折りたたみ可能な武器で、普段は左腰のホルスターに収まっています。

通常は別々に使用しますが、トドメの際は合体させてジェットハンドカノン形態に。

これを5人で使う事で必殺のバードボンバーとなりますが、一人でも欠けると威力が下がるのが泣き所。

加えて、一度ぶっぱすると30分は使用不能になる欠点がありました。

そこで、33話から新たに登場したのが「ビークスマッシャー

これとバードブラスターを合体させる事でスマッシュボンバーになり、ジェットハンドカノンの三倍の威力で敵を蹂躙します。

また、5人で同時撃ちする事で後述するファイヤーバズーカに匹敵する破壊力を持つ事も可能に。

これは中々面白いギミックですが、ブリンガーソードの立場が無くなってる気が。

まあ、合体には使われ無くとも色々と役に立つ武器ですが。

そして、もう1つの必殺武器が「ファイヤーバズーカ

レッド専用マシンが変形した、必殺のバズーカ砲です。

これも絶大な威力を誇りますが、やはり人数が欠けると威力が低下する欠点持ち。

何と言うか、ジェットマンの装備は5人揃う事が重要なモノが多いですよね。

だからこそ、残り4人が民間人である問題が大きくのしかかって来る訳ですが。

他にも近接戦闘武器として、ウイングガントレットが支給されています。

重力制御によるパンチ力強化武器であり、ビームを放つ事も可能なナイスアイテムですね。

と言うか、ジェットマンって何気に重力制御を始めとしたオーバーテクノロジーを惜しげも無く投入した、かなりの重武装戦隊ではないかと。

必殺武器も都合3つも存在するとか、中々恵まれていると思います。

これだけあれば楽勝じゃん♪と思う方も多そうですが、実際はそうなりませんでした。

その一番大きな理由はやはり、構成員の殆どが民間人だと言う事でしょう。

これまでの「選ばれた戦士」とかでは無く、偶然バードニックウェーブを浴びてしまった一般人に過ぎません。

それが、強大な敵を相手にするのだからもう大変

最強の戦隊ヒーローになるはずだったジェットマンは、終始苦戦に見舞われる事になるのです。



(´・ω・`)





で、その一番の苦労人がレッドホークこと天堂竜

たった一人の正規軍人であり、故にジェットマンのリーダーでもあります。

残りの正規メンバーは、残念ながら1話で死亡または行方不明に。

本人は戦士としても技術者としても優秀で、正義感もプロ意識も強いリーダータイプです。

特に1話で恋人(※肉体関係あり)をバイラムの攻撃で失っている事から、バイラムに対する憎悪は凄まじいモノでした。

とは言え、優秀な人格者には違いないので非常にモテる男でもあったり。

ですがロストした恋人が忘れられない為、それが返ってチームワークを乱す結果になってしまいます。

何とも上手く行かないモノですね。

ちなみに前述した専用マシンをファイヤーバズーカに改造したりしたのも竜で、文武両道とはまさに彼の事でしょう。

バイラムとの戦いが終わった後は、亡き恋人への想いを振り切ってメンバーの一人と結婚。

子供にも恵まれて、幸せに過ごしたそうな。

しかし、前述したやる夫スレのジェットマンでは大改変を受ける羽目に。

まず、恋愛要素が全部イエローオウルに持っていかれてしまいました。

その為、ただの優秀な人材になってしまい、結果、空気と化してしまいます。

あれは流石に、レッドホークファンは愕然とした事でしょう。

南無。

とは言え、最終回は本編同様彼の結婚式で終わっています。

何故なら、代わりにイエローオウルの設定の一部がこっちに来ており、幼馴染とくっついたからですがw

この設定までイエローオウルにあったら、今頃大変な事になっていたでしょう。

まあ、それはそれでドロッドロの恋愛愛憎劇が見れた事でしょうが。

2番手は、ジェットマンきっての問題児ブラックコンドルこと結城凱

イケメンのプレイボーイであり、一匹狼資質の自由人でもありました。

故に竜とは何度も激突を繰り返し、チームワークに致命的な乱れを生じさせる事に。

特にホワイトスワンを巡る竜との恋愛問題が、「戦うトレンディドラマ」とまで呼ばれる伝説的展開となりました。

一度は惚れた女を振り向かせている辺り、只者ではありません。

とは言え、戦士としては優秀で、しかも不良らしく「実は強い正義感を秘めた男」だったので、非常に人気のあったキャラです。

そのおかげか、ゴーカイジャーでは彼が代表して登場しています。

竜と和解した後は、サブリーダーとしても活躍しました。

しかし、最終戦の三年後、竜の結婚式に出る際にアクシデントに遭遇。

親友とかって愛した女の晴れ姿を見届けた後、ベンチで息を引き取っています。

全戦闘終了後に死んだのは、この結城凱が唯一ではないかと。

その事もあり、ゴーカイジャーに出演した際はそれが強調される事に。

以前ゴーカイジャーの感想でも書きましたが、地球人のゴーカイシルバーにだけ見えないと言うオカルトチックな話になっていました。

尚、例のやる夫スレでは概ね原作通りの存在でしたが、最後の死亡が改変されて死なない事に。

それどころか、ブルースワンの子と恋人同士になるおまけ付き。

恐らく、作者の一番贔屓キャラだったのでしょうね。

さて、3番手はイエローオウルこと大石雷太

自然と農業を愛する素朴な青年でしたが、バイラムに野菜が蹂躙された事によりジェットマンへ加入

イエローらしく(?)大食漢であり、ストレスが溜まると更にそれが加速される悪癖持ちでもあったり。

太った見かけ通りのパワーファイターですが、実はこのタイプは非常に少ないのです。

実際、彼以降に太った戦士がメンバーになる事はありませんでした。

また、ホワイトスワンに惹かれていましたが、告白するより見守る事を選んだ紳士でもあります。

とは言え、三年後にはちゃっかり幼馴染と結婚してやがるのですが。

リア充爆発しろ!

で、例のやる夫スレでは更に竜の恋愛設定が移植された為に実質こいつが主人公になっています。

幼馴染がいる設定こそ竜に譲ってますが、2人の女性の間で揺れ動くラノベ主人公みたいな立場に。

しかも本編で死んだ恋人が死ななかった為に、最後もどっちを選ぶかはっきりしないまま終わっています。

あれは正直どうかと思うのですが。

それはさておき。

4番手はホワイトスワンこと鹿鳴館香

大金持ちのお嬢様であり、ジェットマンの恋愛ドラマの中心に位置していた女性です。

退屈なお嬢様生活に飽々していたのと、竜に惚れたのがきっかけでジェットマンに加入

最初はジェットマンをジェントルマンと間違える程の天然ボケでしたが、戦いの中で徐々に戦士らしくなって行きます。

ただのお嬢様ではなく、実は剣道を得意としていて戦闘でも役に立ちました。

苦手だったメカの扱いも克服し、銃の腕前もメキメキと上達した事から相当高い潜在能力があった模様。

結城凱とは猛烈なアプローチに負けて一度は付き合いますが、その後スタンスの違いが元で破局。

その後は、前述した様に最終決戦後竜と結婚し幸せに暮らしています。

ただ、私的意見としてはこの人、そんなに美人とは言い難かった覚えが。

正直、ルックスではブルースワローの子に負けてた気がします。

実際に、中の人同士が結婚したのもブルースワローの子だったと言うまで飛んでいたそうですし(後にガセと判明)

やる夫スレの方では、一番改変が少なかったキャラですね。

ただし、最後の勝利者になる事は出来ませんでしたが。

南無。

最後はブルースワローこと早坂アコ

メンバー最年少の高校生であり、お金が大好きと今どきの女子高生そのものなキャラでした。

ジェットマンにもアルバイト感覚で加入しています。

お調子者でお転婆な所が幸い(災い?)してか、恋愛劇とは無縁で終わりました。

また、彼女がイメージキャラクターになったカップ麺が劇中で発売される珍事を経験しています。

ちなみにこの回が、私の初ジェットマン試聴回だったりw

その御蔭で、これだけ妙に良く覚えています

最終決戦後は、何とアイドルになったとか。

やはり、恵まれたルックスとノリの良いキャラが決め手だったのでしょうか。

やる夫スレの方では、大きく改変され結城凱に片想いする事に。

しかも、最後にはその恋を成就させています。

これもやはり、賛否両論ある改変ではないかと。



(´ε`;)ウーン…




メインメンバー以外で忘れてはならないのが、戦隊初の女性司令官である小田切綾でしょう。

33歳にしてスカイフォースの幹部になり、ジェットマンの長官も務めた才女です。

軍人としても司令官としても優秀で、ロボに乗って敵を倒した事も。

これまでの司令官の中でも、屈指の頼もしさを誇っています。

と言うか、特撮界の女性司令官って少ないだけに有能な人が殆どですよね。

閑話休題。

他にもネオジェットマンと呼ばれるゲスト戦隊も登場しました。

外見は少し豪華なゼクトルーパーみたいですが、何とこいつら改造人間なんですよね。

これはジャッカー電撃隊以来の快挙ではないかと。

常にバードニックウェーブを発する鉱石を体内に埋め込まれており、パワーダウンの心配もありません

しかし、司令官が無能だった為に実力を発揮出来ず終わった感が。

こいつたの司令官は権力志向の典型的嫌な奴であり、小田切長官を追放して自分がトップになろうと画策。

その為にネオジェットマンさえも消耗品としか見てませんでした。

結果、全てに見放された挙句怪人にボコられて再起不能となり退場。

小悪党らしい結末でしたね。



'`,、('∀`) '`,、




ジェットマンの機動装備は、まず前述したファイヤーバズーカに変形するレッドのマシン「ジェットストライカー

元々ロケットランチャーと機銃で武装した戦闘バギーでしたが、改造されて変形機能を持つ事に。

しかし、最終決戦に置いて運用方法をミスったが為に敢え無く破壊されています。

ブラックとブルーにはジェットスピーダーと呼ばれるバイクが支給されていますが、両者があまり好まなかった様で使用される事は少なかった模様。

そのせいか、ミサイルランチャーで武装していましたが未使用のまま。

残りのイエローとホワイトは、ジェットパンサーと言うピックアップトラックに搭乗。

勿論ただのトラックではなく、荷台にはプラズマガトリング砲がスタンバイ。

これの砲手として、ブルーが乗る事も良くありました。

また、ジェットマンにはこれまでの作品で登場した母艦も変形基地メカも登場しません

恐らくは、前作ファイブマンのマックスマグマが全然売れなかったせいだと思われ。

で、1号ロボがジェットイカロス

これを構成するメカは全部飛行可能な為、母艦も必要無かったのでしょう。

固定武装はありませんが、ジェットダガーやジェットランサー、ハンマーのイカロスマグナや巨大分銅のイカロスクラッシャーなど外部武装が豊富にあります。

シールドは最早標準装備で、ジェットダガーとランサーには合体機構も存在。

また、ロケットパンチ系の武器であるショットパンチャーも使用可能。

必殺武器はバードニックセイバーですが、何と技名がありません

武器名が鳥人剣でない事と、技名がないなど従来の路線から大きく外れているジェットイカロス。

中々イケメンでカッコイイロボなんですが、どうにも名前が不吉過ぎました。

すごかがでも言われてましたが、ネーミング元のイカロスとはギリシア神話において太陽に近づき過ぎたが為に翼を焼かれ墜落死した人物の名。

お前にフィナーレはない。

こんな微妙な人物から名前を取られたロボに、順風満帆な未来が用意されるなどありえない事だったのでしょう。

小田切長官曰く「最強のロボ」との事ですが…

兎に角苦戦が多く、損傷する事も多数と苦難に満ちた戦績を残す羽目になっています。

必殺武器のはずのバードニックセイバーも、折れたり溶けたりと散々な目に。

これはジェットイカロスが弱いと言うよりは、敵が強すぎるせいもありました。

とは言え、その強すぎる敵に対応しきれなかったのは確か。

何と言うか、フラッシュキングばりに不憫な機体と言えるでしょう。

おまけに玩具の出来も悪く、合体の際に沢山の余剰パーツが出る有り様。

合体した後のスタイルも破綻しており、評価が非常に低いです。

トドメに、イカロスハーケンと呼ばれる飛行形態にもなれますが、この際にも余剰パーツがどっさり

最早目も当てられないとはこの事。

そんな悲惨な1号ロボを救うべく(?)異次元からやって来たのが、2号ロボのジェットガルーダ

そう、これスカイフォース製のメカじゃないんですよね。

即ち、あの巨大冷蔵庫と同じです。

普段はバードガルーダと呼ばれる飛行形態ですが、変形してジェットガルーダに。

このジェットガルーダ、実に外見からして奇抜でした。

体型は人型なんですが、顔がモロにでまさにガルーダと言った感じです。

手も鉤爪状で、その異形を際立たせる原因になっていました。

後、ジェットイカロスよりほぼ10メートルの身長差があります。

劇中ではほぼ無視されていますが、玩具を見ると一目瞭然

戦闘力もそこそこでしたが、こいつの末路もまた悲惨でした。

改造されて恒例のスーパー合体が可能になったのは良いのですが、何とラストで敵ごと貫かれて爆発四散してしまいます。

ラスボスを倒せたから良いと言えばそうなんですが、それにしても壮絶過ぎではないかと。

また、玩具も変形ロボの癖にまたも分離させなければ変形出来ない有り様。

これはロボだけの責任ではなく、バンダ◯自体が迷走していた感が。

ちなみにイカロスハーケンとバードガルーダにも合体機構があるのですが、これがまた悲惨な代物でした。

何と、付属の台座に載せるだけ

流石にこれは手抜きが過ぎるのではないかと。

よしんば完全にジョイント出来たとしても、自重に耐えられないと思われる辺りがまた悲しいです。

で、この2体が合体して誕生するのがグレートイカロス

非常にまとまったデザインの、素直にカッコイイと呼べる最強ロボですね。

合体方法が従来の2号ロボを聖衣にするパターンではない為、プロポーションの崩れも少ないです。

ではどうやって合体してるかと言いますと、全機を完全にバラバラにして構築し直す大胆な方法でした。

変形だったら無しですが、合体ですからこれはセーフかと。

玩具もそれなりに良く見える出来で、兎に角大きいです。

某玩具レビューサイトアルティメットダイボウケンと比較している画像がありましたが、それのほぼ2倍ある事からどれだけ大きいかが分かりますね。

必殺武器はやはり胸から放たれる「バードメーザー」と呼ばれる超高圧ビーム砲。

この辺はもう安定のパターンですな。

ただ、無敵の必殺武器と言う訳でもなく、数回程通用しなかった事があります。

そのせいで、ジェットガルーダが爆散する羽目になったのですが。

で、最後にサポートロボのテトラボーイがいます。

人工知能で動き、巨大武器テトラバスターに変形可能な高性能ロボでした。

これ以降、こういうパターンのサポートロボが幾度か登場しますが、その元祖がです。

しかし、最終決戦において敵の弱点を見つける活躍をするも、両腕を切断され機能停止及び戦闘不能に。

…何と言うか、本気で大損害ですよね。




(´・ω:;.:...




ジェットマンを散々苦しめた、歴代でも最強クラスの敵「次元戦団バイラム

ですが、組織としてはグダグダだった暴魔百族を遥かに下回るお粗末っぷりでした。

と言うか、組織の体を成していません

同格の4人がおり、それが競って侵略を目指すと言う、もう協調性の欠片もない連中でしたね。

これ、正直デルザー軍団がかって通った道ではないかと。

強いのは強いですが、足を互いに引っ張り合う為どうしても決め手に欠ける。

戦闘力では最強クラスなのに、それが直接の敗因となっています。

しかも4人しかいないメンバーの中で、たった2人しか裏次元人と呼べそうな奴がいないから困る。

基地はバイロックと呼ばれる要塞ですが、最後は後述するラディゲ聖衣として装着された挙句破壊されてしまいました。

何とも珍しい末路を迎えた基地ですよね。

で…まずリーダー格が、前述した裏次元伯爵ラディゲ

こいつがまた、究極の合理主義者にして異様な程の残忍性と執念深さを誇る厄介な奴でした。

自分のライバルや脅威を潰す為には、敵であるジェットマンと手を組む事も辞さないその合理主義者っぷりはいっそあっぱれと言うべきでしょう。

何と、同じ仲間であるはずのトランザやバイラムの女王ジューザさえ手にかけています。

特にジューザはバイラムでもトップに立つ首領だったのに、ラゴーンより悲惨な末路を迎える羽目に。

戦闘力も当然ながらほぼ最強で、こいつを倒す為にジェットガルーダを犠牲にしなければならないレベルでした。

最後も呪詛の言葉を吐き散らしながら絶命しており、後味の悪さもまた格別ですね。

そしてバイラム2番手が前述したトランザ

最初は子供の姿をしたトランと言う名でしたが、中盤で成長して大人に。

ドクターケンプに似ているとか言ってはいけない。

その凄まじい能力を剥き出しにして、一時はバイラムを牛耳ってしまいます。

プライドは天より高く、どんな事でも一番でないと気が済みません。

おまけに性格も歪んでおり自己中心的責任転嫁も激しい良い所が見当たらない有り様。

そのせいでラディゲの恨みを買い、ジェットマンを使った復讐を喰らってしまいます。

結果、ボコボコにされた挙句全ての力を失う事に。

トドメとばかりにラディゲに踏み付けられ、かって自分がラディゲに対して行った力による征服をやり返されてしまいました。

身も心もズダボロにされ、廃人と化したトランザ。

最後は、身元不明の患者として、精神病院の奥深くへと消えて行ったのです。

と言うか、良く子供番組でこんな凄惨な展開をやったモノだと思いましたね。

総集編で見た時は、マジで唖然としました。

しかもこの展開が、演じていた方の提案と言うからまた凄い

どんだけマゾなんだとw

それはさておき。

バイラムの常識人枠であり、唯一のロボットが「グレイ」です。

漆黒のボディを持つ誇り高き戦士であり、協調性も持つバイラムの良心とも呼べるロボではないかと。

ほらそこ!ガードノイド・ガッシュに似てるとか言わない!

また、後述するマリアを敬愛しており、助ける為にジェットマンに救援要請までした事があります。

最後は好敵手であったブラックコンドルと一騎打ちの末に敗北、葉巻を味わいながら静かに機能停止して逝きました。

葉巻の味が分かるとか、相当高性能なロボですよねぇ。

他のメンバーがアレだけに、グレイはかなり人気があったと思います。

バイラム最後の一人は、前述したマリア

紅一点であり、とんでもない秘密を持つキャラでもありました。

と言うのも、この人1話で死んだはずの竜の彼女なんですよね。

ラディゲによって洗脳されて、バイラムの幹部にクラスチェンジして登場したのが彼女です。

顔を見たら気付きそうなモノですが、竜自身彼女が死んだものと固く信じていた為31話まで気付く事はありませんでした。

まあ、そりゃ消えた彼女が敵の幹部に混じってるとか普通思いませんよね。

洗脳された彼女はバイラムの手先として、散々悪事を働いて来ました。

その為竜の説得で正気に戻るものの、罪の意識が勝ってしまい、人生を踏み躙った宿敵であるラディゲに戦いを挑んでしまいます。

奇襲により背中に一太刀浴びせる事は叶いましたが、相手が悪すぎました。

即座に返り討ちに遭い、最後はグレイに看取られながら死亡と救いのない終わりを迎えてしまいます。

ラストの結婚式で幻影として登場していますが、やはり救いがないですよね。

そのせいか、やる夫スレでは生き延びる事になります。

これも賛否両論ありましょうが、私は悪くない展開ではないかと思いました。

今までの戦隊でも、救われない終わり方をした女性幹部は数多かったですし。



(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン





玩具に関しては、空白期の為無し。

まあ、見ていてもこの出来では買ってないでしょうが。

とは言え、今見るとグレートイカロスの大きさがかなり魅力的に見えますね。

主題歌とEDはお馴染み影山ヒロノブの歌う名曲ですが、主題歌は明るすぎて合って無かった印象が。

ああいう内容なんですし、タイムレンジャーみたいな主題歌でも良かったと思ってみたり。





戦うトレンディドラマ戦隊として、一世を風靡した「鳥人戦隊ジェットマン

シリーズ打ち切りを覆す功績を残した事は、戦隊史に残る偉業ではないかと思います。



( ´ー`)フゥー...

theme : 特撮
genre : サブカル

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Kivagami

Author:Kivagami
玩具とネトゲ、そして仮面ライダーを始めとする特撮をこよなく愛する孤高人。
中でも悪のライバルキャラとか六人目とかに目が無い。
特撮系イケメンも好き。
クールガイなら尚大好物。
うさぎを始めとする小動物も好き。
現在、14匹の小動物に囲まれてお世話に奔走する日々。

現在ネトゲ流離い人、定住&安住の地を求めて旅は続く模様。
永遠の孤独(ソロ)という、非常にありがたくない称号を持っているらしい…?

注1:基本的にリンクフリー&トラックバックフリーですが、当ブログのテーマとかけ離れ過ぎな場合は削除しますのでご了承下さい。

注2:当ブログの趣旨は基本ツッコミですが、それに加えて「良いモノは良い、悪いモノは悪い」とはっきり述べるレビューブログでもあります。
決してモノを叩くのが趣旨のブログではありません。

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