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時空戦士スピルバン回想録。

今回はメタルヒーローシリーズ2作目である「時空戦士スピルバン」を取り上げます。



ちなみに、この作品の一年後にあの「機甲戦記ドラグナー」が放送しているのですが、それの偽タイトルの1つに「亜空戦記スティルバー」と言うモノがあり、「タイトルが似過ぎ!」とちょっとした騒ぎになった事が。

しかも武器も酷似しており(ツインブレード)、今でも何かしらの関連性があったのではないかと思ってます。

スポンサーはどっちもお馴染みのバンダイですしね。

それはさておき、ストーリーを。


地球の真水を奪うべく、ワーラー帝国が侵略を開始した。その野望を阻止する為、たった2人で立ち向かう戦士、スピルバンとダイアナの姿があった。
二人の故郷であるクリン星は14年前、ワーラー帝国の急襲により滅ぼされてしまった。生き残りの人々は宇宙船で2年間宇宙を彷徨ったのち、幼いスピルバンとダイアナに希望を込め、クリン星と環境のよく似た地球へと送り出した。
到着までの12年間、生命維持装置の中で眠ることとなった2人は、地球の歴史や文化などの予備知識を与えられ、戦士へと成長していった。
故郷と仲間を失った2人に与えられた使命は、地球を第二のクリン星にしないこと。そして、ワーラー帝国に捕らわれたスピルバンの父・ベンと姉・ヘレンを救出すること。
しかし、スピルバンの目の前には非情な現実が襲い掛かる。父と姉が自分達の命を狙う敵として現れたのだ。ワーラー帝国の肉親の絆を断ち切る卑劣な作戦にスピルバンとダイアナは翻弄される。
それでも2人は共に励まし、支え合いながら、与えられた使命を果たすために戦ってゆく。


(Wikipediaより転載)


この作品を視聴した時には、凄い既視感を覚えました。

なんせ、主人公はシャリバンでその姉は女宇宙刑事アニーでしたし。

おまけに敵ボスはヘドリアン女王と、とにかく見た事があるメンツが非常に多かったですね。

質的には安定している半面、ジャスピオン程の目新しさは無かった様に思います。

戦闘などのフォーマットも、宇宙刑事形式にほぼ回帰してますし。

後、有名なのが「設定のガバガバさ

正直、メインシナリオが空間歪曲でも起こしてるんじゃ?と思ってしまうレベルのお粗末さでした。

特に、あのラストシーンに唖然とした人間も多かったと聞きます。

何が問題かと申しますと、所謂タイムパラドックスを都合の良い様に使ってしまった事がいけない。

都合の良いタイムパラドックスは起こって、悪い事は消滅

最早ご都合主義ここに極まれり。

具体的に言うと、スピルバンの故郷クリン星は最終回で「実は未来の地球」だった事が判明します。

これだけでも十分( ゚д゚)ポカーンですが、そこに更なる追い打ちが。

突如として普通の宇宙戦艦だったグランナスカが、何故かタイムマシンとしての機能を持っていた事も判明します。

で、過去地球でワーラーを倒した事でクリン星=地球が滅ぶ事が無くなり、みんな助かりましたで終了。

一見ハッピーエンドですが、同時にとてつもない違和感も漂ってますね。

その違和感の原因は間違いなく「主人公に都合の良い事象だけが残っている」事でしょう。

大体過去で悪の組織を滅ぼしてしまったら、そもそもスピルバン自身が誕生しない訳で。

だって、クリン星(地球)が滅びたと言う事実自体が無くなってしまいましたし。

結果、このストーリーそのものが最初から存在しなかった事になってしまうはずです。

なのに、復活したクリン星での両親はスピルバンの事も戦いの事も知っている様でした。

最早完全にストーリーが破綻していますね。

せめてドラゴンボール式に、別の未来へ分岐したとかにすべきだったのではないかと。

そこに自分を知ってる者はいませんが、世界は守られたと言う事で破綻問題は解決します。

スピルバン=青年トランクスって事で。

それをしなかったのは、多分「子供向け」に作られた番組の限界だったのでしょうかねぇ。

タイトルやあちこちで「時空」と言う単語を多用しているので、時間の要素を入れる事は当初からの予定だったのだろうとは思いますが。

次回作「超人機メタルダー」でもその問題に突き当り、大幅なシナリオ変更を余儀なくされていますし。



(´・ω・`)




取り敢えず、ガッタガタのシナリオ本編はさておいてスピルバンです。

メタルヒーローシリーズなので、引き続きメタリックなスーツをまとって戦うスピルバン。

まあ、その次ではヒーローそのものが「メタル」になってしまいますがw

スピルバンのそれは「ハイテククリスタルスーツ」と呼称されるモノ。

特殊合金「クリンメタル」製の強化服であり、約10マイクロ秒(10万分の1秒)でスピルバン達に「結晶」して形成されます。

この変身には認証機能があり、グランナスカのコンピュータが資格を与えた存在にしか「結晶」出来ません

頭部には戦闘マニュアルコンピュータ内蔵されており、実戦に不慣れなスピルバンをサポート

黒・赤・銀で構成されたカラーリングは、歴代屈指のカッコ良さだと思います。

戦闘力も一気に跳ね上がり、変身解除とは無縁の頑強な防御力も健在

ただ、スピルバンのスーツにはイマイチ特色がありません

何かに特化した機能も無く、エネルギーの存在も地味でした。

ジャスピオンで復活したバリア機能も無くなり、光の球と化して飛ぶ事も出来ません

この辺も非常に寂しいですね。

どうも科学的な「リアリティ」が中途半端に強調されたのが、その原因っぽいのですが。

その「リアリティ」とやらのせいで度々エネルギー不足=チャージの流れが起き、結果的にスピルバンを弱く見せていた気が。

チャージなどさせるものか!

しかし、それを払拭して余りある別の特徴がスピルバンにはあります。

それは、ヒロイン格の女性達も変身してしまう事。

スピルバンの相棒であるダイアナ、姉であるヘレン

この2人もハイテククリスタルスーツを「結晶」して、それぞれ「ダイアナレディ」「ヘレンレディ」にチェンジ。

これはメタルヒーローシリーズ初の快挙であり、かなり野心的な試みでもありました。

スーツ自体も専用のモノが存在し、普段のみならず戦闘でもスピルバンをスピルバンをサポート出来る様になっています。

非常に新しい試みだったのですが、その反面グランナスカがロボになる事もあり更に戦隊臭が増した感がありました。

合計変身者が3人となると、最早サンバルカンレベルですしねぇ。

そのせいなのか、この後ヒロインの変身はしばらく途切れてしまいます。

サポート型ではなく、ガチガチの戦闘向きスーツを着用するヒロインとなると、何と遥か先の「ブルースワット」まで待たなければなりません。

ジライヤはほぼ全員忍者設定の上、ヒロイン自体不在の感があるので除外。

それはさておき。

スピルバンもあんまり体術を前面に押し出した戦闘はせず、ネームドされた格闘技は殆どありませんね。

せいぜい全身を青いオーラで覆って放つ「スピルバンフルパワーパンチ」位のモノでしょうか。

固定武装は存在せず、万能光線銃であるレーザースナイパーを所持。

4種類のビームを撃ち分ける他、驚異的な命中率を誇り、5キロ先の戦車さえ撃破するレベルです。

スナイパーと付くのは伊達じゃありません。

にしても、戦車を軽々と屠る銃でも必殺の一撃とはならない敵って恐ろしいですよね。

ちなみにダイアナレディもレディスナイパーと呼称される銃を携帯しており、これも結構な威力を持っています。

特筆すべき点は、レーザースナイパーと合わせる事で「ダブルスナイパー」と呼ばれる必殺攻撃を放つ事が可能な事。

この際、威力は3倍になるそうで。

スピルバン自身の必殺技程ではありませんが、十分に使える攻撃と言えます。

で、スピルバンの姉ヘレンは銃ではなく、ヘレンカッターという武器を所持。

近接戦闘武器として使用出来る他、ブーメランとしても使用可能な武器です。

ダイアナレディとヘレンレディの違いは武器だけなので、ホルスターがあるかないかで判断しましょう。




φ(゚Д゚ )フムフム…




スピルバンに変身するのは…やはりスピルバンですね。

地球では城洋介と名乗っていますが、こっちは偽名です。

この偽名はスピルバンしか使っておらず、正直覚えていない人も多そう。

演じているのがシャリバンやブーメランと同じ人なので、当然ながらスマートなイケメンです。

ですが特異な成長過程を踏んで来たせいか、時折子供っぽい発言をする事も。

性格は基本的に正義感の強い熱血漢ですが、実戦経験に乏しいせいで度々ピンチに陥る事も。

その度に、ワーラーへの怒りを呼び起こし起爆剤として奮起、勝利して来ました。

俺の怒りは爆発寸前!」の台詞は特に有名でしょう。

OPテーマの中にも織り込まれていますしね。

そりゃ姉と父を敵に奪われ、仲間は全員死亡とヘヴィな境遇にありますから当然ですよね。

いつもは爆発寸前の寸止め状態でしたが、最後の戦いでは遂に爆発

見事、ワーラーを撃滅しています。

尚、相棒のダイアナとの関係は兄妹レベルから一切進展しなかった模様。



'`,、('∀`) '`,、



スピルバンの必殺武器は「ツインブレード

普段は普通の長剣ですが、柄の反対側にもう一本の刀身が収納されています。

必殺攻撃を行う際はそれを引き出し、エネルギーを込める事でレーザー剣に。

この状態が、本当に格好良かったんですよね。

後に様々な作品で似た武器が使用されますが、実写で使用した元祖は恐らくこのスピルバンでしょう。

スター・ウォーズの某キャラが両刃のライトセーバーを使用した事も、このスピルバンをヒントにしたと言われています。

まあ、ギャバンもロボコッ◯に強い影響を与えてますしね。

必殺技は、ツインブレードをX字に回す様にして斬り裂く「アークインパルス

唯一の例外を除いては、無敵の必殺技でした。

クルクルと剣を回しながら、容赦無く斬り付け続けるその姿は鬼気迫るモノさえ感じさせます。

相手が殆どロボットばっかりだったのもあって、徹底的に破壊する必要があったのでしょうね。

私的にもこの必殺技はお気に入りで、鎧武の無双セイバーナギナタモードを初めて完成させた時は、思わずこれの真似をしてしまいましたw



(;´∀`)




スピルバンの相棒は、共に生き残ったたった一人の同志であるダイアナ

もろに日本人なのですが、特に偽名も無くダイアナのままでした。

性格は明るく活動的でしたが、イマイチ華が無かった様に思います。

後に参加する姉のヘレンが、当時特撮ファンに大人気の女優さんが演っていただけに、余計影が薄かった気が。

ルックス的にも至極普通で、特に目を引く事も無かったですし。

露出度の高いコスチュームや、ヒッププレスによる攻撃を得意としたりで結構頑張っていたんですけどね。

せめてもう少し美人だったら、恐らく色々変わっていたと思われ。

で、実の姉の癖にヒロイン役を殆ど持っていったのがヘレン

当初は敵に洗脳され「少女仮面ヘルバイラ」として、スピルバンと敵対していました。

しかも洗脳された父親によって生体改造を受けているというおまけ付き

そりゃ、ダイアナ差し置いて人気になる訳です。

ヘルバイラになるのは体内に仕込まれた変身装置のせいで、しかも自分で制御出来ません

更に変身時間にも制限があり、戦力と言うよりはスピルバンに対する押さえとしての面が強いです。

物語内では散々運命に翻弄された挙句、30話にしてやっとスピルバンの元に戻って来ました。

その後は訓練を受けた後にヘレンレディとして戦列に加わり、スピルバンをサポートしています。

戦闘力的にはダイアナより高く、装備も近接戦闘と遠距離攻撃両方をこなせるモノとあって目立つ事が多かったですね。

最年長の上苦労しただけあって、落ち着いた性格をしており、若い2人の良い姉として振舞っていました。



(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン




後、地球人の協力者もいましたが全然覚えていないので割愛。



( ̄д ̄)エー





スピルバンの装備は、まず超時空戦闘母艦グランナスカ

ダイレオンと似た呼び名なので、ちょっと混乱します。

細かいスペックは不明ですが、バビロス同様にロボと銃モードへの変形システムを搭載。

すごかが的に言えば、量産型バビロスのプロトタイプっぽいですよね。

このグランナスカ、実に困った機体なのですよ。

普通の宇宙戦艦のはずなのに、何故かタイムワープ出来てしまうという。

しかも、過去の地球に到達するまで何と12年もかかっています。

宇宙戦艦ヤマトだったら、地球が12回も滅べてしまいますね。

凄いワープ装置を積んでいるにも関わらず、何故こんなアホみたいに時間がかかったのでしょう?

それは、恐らく時空の迷子状態になっていたと思われます。

で、ワーラーが来る前の過去地球を特定するのにかかった時間と、移動する時間を合わせて12年

そう考えると、何とか納得出来なくも無いかも?

それにしても、時間移動機能の事を誰も知らないのはどうかと思いますが。

流石に無理がありまくりなので、もう1つの仮説を立てます。

それは、全てが計算尽くで行われた説。

そもそも何故グランナスカに、遠い星であるはずの地球のデータがあったのでしょう?

この事を考えると、からスピルバン達は過去でワーラーを殲滅する為に送り込まれた刺客説が浮上します。

完全に詰んだクリン星の連中は、最後の手段として過去を変える事を選択

12年の時を使って成長及び学習を行わせ、万全の状態で地球に到着する様にプログラムして送り出したのではないかと。

主題歌にも「俺は生まれた戦う為に」と言う歌詞がある事から、この説が一番真相に近いと思われます。

まあ、クリン星の科学力を以ってしても勝てなかったワーラーに、何故たった2人(後に3人)の戦士が勝てたのかはですが。

後述しますが、ワーラーも実は過去に遡っては汚染を繰り返していた事実が発覚しています。

なので、スピルバン達が戦ったワーラーはクリン星を滅ぼした時とそれ程変わらない規模のはず。

なのに今回勝ててしまったのは、恐らく不確定要素だったスピルバンの父と姉の存在が大きいのではないかと。

実際、ワーラーとの最終決戦では父親が大きく貢献しています。

結局、ワーラーの敗因はスピルバンの父と姉を取り込んだ事だったのでしょうね。

余計な事はするモノじゃありません。

それはさておき。

グランナスカ自体はナスカロケッターナスカミサイルで軽く武装している程度ですが、これが巨大ロボであるコンバットフォーメーションになると一転。

両手のアームレーザー、目から放つエクセルビーム凍結シャワー、そしてパンチ攻撃のナックルボンバー

更には敵を踏み潰し、蹴り飛ばすナスカハイパークラッシュと鬼の如き戦闘力を発揮します。

出番はそれ程多くはありませんでしたが、ダイレオンと張り合えるだけの戦闘力は持っていそうですね。

で、最後のカノンフォーメーションはモロにバビロスのアレです。

発射方法までほぼ同じで、ビッグバン・カノンと呼ばれる一撃は大抵のモノを吹き飛ばしました。

量産すればワーラーなんぞもみ潰せそうなモノですが、諸事情で無理だったのでしょう。

移動用マシンとしては、超時空マシン「バタリアンホバリアン」がスタンバイ。

ほぼ一人用のマシンですが、これまでのマシン同様走行する場所を選びません

電子頭脳により自意識を持ち、ホバリアンレーザーで武装しています。

戦闘でもスピルバンの愛馬として活躍し、必殺技時にも使用される事も。

個人的にあのまるっこいデザインが好きでした。

そして恒例の戦車枠には、超時空大戦車「ガイオス」があります。

当然ながらガイオスロケッターガイオスミサイル、2門のガイオスビームフル武装

更にこれも恒例なのですが上下分離方式になっており、上部はジェットガイオス

下部はドリルガイオスとして運用が可能。

武器は共にガイオスレーザーで統一されています。

これらのスーパーメカを操り、ワーラーの機動戦力に対抗しました。



(`・ω・´)




スピルバンの敵は、何度も前述した「ワーラー帝国

その目的は宇宙征服でも人類抹殺でも無く、何とボスであるワーラーの生存

ワーラーは真水の中でしか生きられないという、どこかの天然記念物も真っ青な脆弱性を誇っています。

こんだけ酷い弱点があるボスは、こいつ位のモノではないかと。

ただ、その弱点を帳消しにしてお釣りが来る程の強大な力も持っています。

その力で自らを生かす為の帝国を築き上げ、宇宙のあちこちを荒らし回っていました。

ワーラーが出現した場所は尽く水がワーラープランクトンで汚染され、使用不能になってしまいます。

なので、次々と侵略を繰り返しては水を使い捨てて文明を滅亡させる愚行を繰り返していたのでした。

と言うか、何故こいつらは水を浄化して再利用する技術を開発しなかったのでしょうね?

あんだけの科学力があるなら、それこそ容易い事だったでしょうに。

自分達では無理だったとしても、宇宙の科学者を集めれば何とかなると思います。

放射線を含んだ水だって大量の水で希釈する事は可能ですし、プランクトン程度ならもっと対抗策が立てやすいのではないかと。

かってプランクトンの大量発生によって起きた赤潮も、今では殆ど確認されない様になってますし。

これも水質改善及び、地形整備の賜物です。

特に日本は海洋国家だけあって、水に関してもエキスパートと言えるレベルですね。

それはおいておくとしても、間抜けなワーラーは技術開発など行わず、とんでもない方法で生命を維持していました。

それは、時間移動の技術を利用し、過去と未来を行き来して水を使い倒す事。

全ての水を汚染しまくった後は、また時間を遡って汚染されていない時間に戻ってやり直していた模様。

と言うか、これも凄くおかしいですよね。

おかしいですよカテジナさん!

一度そんな事をすれば、次に来た所でどっちにせよ汚染水しか待ってないと思うのですが。

ヘタすれば過去の自分達とバッティングし、壮絶な殺し合いの末消滅しそうです。

もうこれに関しては、時間移動と平行世界への移動を同時に行って水を搾取し続けていた位しか可能性が思い付きません

恐らくは、ワーラーに汚染し尽くされて滅びた宇宙が死屍累々と存在しているのでしょう。

スピルバン達が来るのに12年もかかった理由は、案外この辺にあるのかも。

何にせよ、どんだけ考察しても最終回のアレは擁護出来ませんが。

ワーラー関係が全部消滅して、主人公関連の事は全部復活とかどう考察しろと?

無茶言うなと絶叫したくなりますな。

それももう、また違う平行世界に迷い込んだと言う事で片付けてしまっても良さそうです。

さて、ワーラー自体は女王パンドラと呼ばれる人型端末を介してワーラー帝国を支配していました。

つまり、女王パンドラ=ワーラーと言う事になります。

スピルバンを「スピルバン坊や」と呼んで軽視したり、妙にコミカルな性格だったりする事もあって、パンドラ自体にも人格っぽいモノがあった模様。

最後はスピルバンと決戦を行うべく、パンドラ生命体パンドラ戦闘機械人に分離。

必殺技を受けても蘇るしぶとさでスピルバンを追い詰め、更に合体してパンドラ生命機械人になるなど怒涛の如く大暴れしました。

しかし、その際に背中の部分に弱点が生じ、そこにスピルバンの父ベンがブチ込んだウイルスによって弱体化

ですが、その父はワーラーの反撃によって消滅してしまいます。

俺の怒りは、今!爆発!!

諸々の怒りを込めたアークインパルス2連発を浴び、さしものワーラーもここで滅び去ったのでした。

何とも、色々な意味で面倒な敵だったと思います。

ワーラーのナンバー2は「デスゼロウ将軍」。

全身を黒い装甲で覆ったロケット頭の戦士です。

顔出しは無く、声はお馴染みの飯塚昭三氏

性格は短絡的かつ好戦的で、所謂「脳筋」でした。

頭がロケットの様な形をしているのは伊達ではなく、自らをミサイルと化して特攻する事が出来ます。

何処の宇宙鉄人だと言いたくなりますね。

あまつさえ専用の戦車まで持っており、当初はブイブイ言われていました。

しかし、自らに取って代わる存在であるギローチン皇帝の出現によって運命が激変

常に失脚の可能性に脅かされながら、作戦の遂行を行う羽目になります。

作戦内容はかなり迷走しており、中にはダイアナを嫁にして強くなろうと言う謎の作戦までありました。

あれのせいで、(視聴者からの)デスゼロウ将軍の権威が地に落ちた事は言うまでもありませんw

最後はパンドラから貰った究極回路で強化されますが、同時に操り人形になってしまいます。

そのままスピルバンと戦い、結局アークインパルスで撃沈

操っていたパンドラからは罵られると、死んだ後でも散々な扱いでした。

歴代の戦闘指揮官の中でも、ある意味屈指の扱いの悪さだったと思います。

まあ、行方不明の後に瀕死だったハンターキラーとどっちがマシかと考えると微妙な所ですが。

そしてスパイなどを率いる女戦士の「リッキー」が事実上のナンバー3でした。

演じている方がボディビルダーだけあって、ガチムチの女戦士と言った感じですね。

様々な策を弄して暗躍しますが、ギローチン皇帝に忠誠を誓ったのが運の尽き

更にギローチン皇帝を脅かす存在が登場し、それの抹殺を企みますが失敗

第36話で石の椅子に変えられてしまい、事実上の退場を迎えます。

最後はワーラー城の崩壊と共に消え去り、完全に滅び去ったと思われ。

退場の仕方が結構適当なんですが、実は中の人の都合だったそうで。

何でも日活制作の主演ポル◯映画の公開が迫っており、そのスケジュールの都合だとか。

何とも切ない事ですな。

そして、何度か名前が出た「ギローチン皇帝

こいつは元未来のホームレスだったのですが、実はスピルバンにしばき倒されて終了したワーラーの末裔でした。

ワーラーの末裔であるこいつが落ちぶれていると言う事は、ワーラーが負け確なのが証明済みと言う事になります。

なので、現代に時間を越えて召喚し、歴史を変えようとした訳ですな。

誰かTP隊オタスケマンに通報して~!

ワーラーの手で強化され、新幹部となったギローチン皇帝。

皇帝ですが、立場は女王以下です。

まあとにかく新戦力を手に入れたワーラーは、こいつに作戦遂行を任せますが尽く失敗

もう一人の新幹部に散々笑われてしまったので、最後の手段を実行に移します。

それは時空のクレバスから地獄に侵入し、種族:幽鬼へとクラスチェンジする事でした。

見事クラスチェンジを果たしたギローチンは、物理無効の耐性を得てパワーアップ。

スピルバンの攻撃を全無効化し、グランナスカにまで侵入

グランナスカ撃沈まで後一歩まで来たのですが、グランナスカのクリンエネルギータンクからのエネルギー全放出の前に敢え無く消滅してしまいました。

万能属性の攻撃は防げなかった模様。

デスゼロウ将軍とは違い、ワーラーの子孫なので信頼はされており、死後女王が嘆いた事は言うまでもありません。

で、最後の幹部が「ヨウキ

ワーラーが人間の怨念などから生み出した存在で、自らが立ち上げた「秘密結社無・無・無」を介して人間を操り、スピルバンを翻弄した厄介な敵でした。

死んでも復活が可能であり、完全に殺し切る事も難しいから困る。

ただし、その厄介さが元で活動期間は非常に短く、僅か3話のみの登場となっています。

と言うのもこいつ、早々にワーラー乗っ取りを企んで反乱を興したのですよ。

当然ながら女王に処刑され、特殊なカプセルに封印された上に地中深く埋められて終了してしまいました。

何かレイダーを思い出しますが、こっちはあまりにも裏切りが速過ぎてどんな奴だったかも覚えていませんw

鮮明に思い出せるのは、ギローチン皇帝までですな。

それはともかく。

最後に、生物兵器担当の科学者が「ドクターバイオ

命を弄ぶ冷酷非情の外道科学者で、ワーラーへの忠誠心も厚い面倒な存在です。

科学者ですが戦闘力も高く、剣と蔦状のムチがメインウェポンでした。

しかしてその実体は、ヘレン共々ワーラーに洗脳されたスピルバンの父ベンだったのです。

その科学力をワーラーに見込まれてしまい、娘共々攫われたベン。

洗脳改造はされましたが、娘にだけは愛情が残されていました。

と言うか、他の面が抑制されているだけにより一層娘に対する愛情が深くなった感じがしますね。

そのお陰で度々ワーラーより娘を優先する行動が目立ち、その為に信頼を失ってスピルバンと直接対決する羽目に。

結果は、ワーラーの仕掛けたトラップによりヘルバイラごと爆殺されかけてしまいます。

ヘルバイラは何とか助かりましたが、本人は脳と目玉だけになってしまう大ダメージでした。

普通なら死ぬんでしょうが、改造されていた結果でしょうね。

その後は生命維持装置に封印された形になってしまいますが、ギローチン皇帝の優位に気を良くした女王の恩赦によって復活。

ですが、アクシデントが起こった結果、ベンとしての記憶と姿を取り戻します。

その後は、前述した様にワーラーを倒す切り札的活躍をした後消滅

後に何事も無かったかの様に未来で復活しています。

ちなみにベン博士を演じていたのは、あの僕らの兄貴こと水木一郎氏でした。

ドクターバイオの方を演じていたのは高橋利道氏

後に仮面ライダーBLACKで、大神官バラオムを演じる事になります。

デスゼロウ将軍の声をしていた飯塚昭三氏演じる大神官ダロムと共に、仮面ライダーBLACKを苦しめましたね。

閑話休題。

ワーラー帝国は規模も大きく、まずスカルジョーズと呼ばれる戦闘母艦を所持。

中には強力なワーラー戦車部隊と、ワーラー戦闘機部隊大量に搭載されています。

そしてデスゼロウ将軍専用の大戦車「スカルドン」が存在し、こいつはメタルヒーローの戦車同様に上下分離が可能な高性能マシンで、度々ガイオスと死闘を繰り広げました。

まあ、結局はグランナスカにボコられる役でしたがw

ワーラーの主戦力は「戦闘機械人」と呼ばれるロボット及び、ドクターバイオが作る「戦闘生物」です。

そのウチ戦闘機械人は、ギローチン皇帝によってアップデートが為され、「ニュー戦闘機械人」に生まれ変わりました。

性能が格段に上昇し、非常に面倒臭い相手になっています。

戦闘員は「キンクロン」と呼ばれる、嫌らしい笑みを浮かべた様な表情の黄金の仮面を付けたロボット兵士でした。

以上の事から、ワーラー帝国とは戦う事に完全特化した集団と言えるでしょう。




:(;゙゚'ω゚'):





玩具に関しては、全く無し

イマイチ購買意欲がそそられませんでした。

そして主題歌とED及び挿入歌は、ほぼ全て水木一郎氏が担当。

どれも非常に良い歌なので必聴ですな。

後、宇宙刑事ギャバンからビーファイターカブトまでのヒーローシリーズにおいて、唯一EDテーマが変わったのがこのスピルバンでした。

10話まではバラード調の「君の仲間だスピルバン」でしたが、途中で熱い曲の「結晶だ!スピルバン」へと変わっています。

挿入歌からの昇格だそうで、結構珍しいですね。

まあ、ELEMENTとかみたいに劇場版主題歌からそのままメイン主題歌に昇格したもありますが。

挿入歌での個人的オススメは「俺の怒りに手を出すな!!」と「無敵の王者」辺りでしょうか。

特に前者は熱さが天元突破しているので、是非聴いてみて下さい。




イマイチ設定がガバガバのせいで、個人的な評価の低い作品である「時空戦士スピルバン

しかしヒロインの変身や、敵味方の複雑な人間ドラマなど見るべき点も多い佳作であったと思います。


( ´ー`)フゥー...

theme : 特撮
genre : サブカル

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Kivagami

Author:Kivagami
玩具とネトゲ、そして仮面ライダーを始めとする特撮をこよなく愛する孤高人。
中でも悪のライバルキャラとか六人目とかに目が無い。
特撮系イケメンも好き。
クールガイなら尚大好物。
うさぎを始めとする小動物も好き。
現在、14匹の小動物に囲まれてお世話に奔走する日々。

現在ネトゲ流離い人、定住&安住の地を求めて旅は続く模様。
永遠の孤独(ソロ)という、非常にありがたくない称号を持っているらしい…?

注1:基本的にリンクフリー&トラックバックフリーですが、当ブログのテーマとかけ離れ過ぎな場合は削除しますのでご了承下さい。

注2:当ブログの趣旨は基本ツッコミですが、それに加えて「良いモノは良い、悪いモノは悪い」とはっきり述べるレビューブログでもあります。
決してモノを叩くのが趣旨のブログではありません。

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