ガンダムビルドファイターズトライ感想。
いつもの如くバンダイチャンネルで無料配信しているので、視聴して来ました。
全体的な印象としては、手堅く作りつつもかなり大胆にネタを盛り込むいつものクオリティだなと感じましたね。
冒頭の戦闘シーンからしてMSの乱舞で、ファンは大喜びだったのではないかと。
私も興奮しつつ、あれこれ必死にMSを追うので精一杯でした。
ヒロインのホシノ・フミナは、前作とは特に関係の無いキャラですね。
ただし、相当なガンダムファンであり、ガンプラとガンプラバトルを愛する少女でもあります。
製作テクニックも非凡なモノを持っており、オリジナルの改造を施した「パワード・ジムカーディガン」を愛機として使用していました。
ファイターとしての腕は、中の上位でしょうかね。
しかし、彼女を取り巻く環境は決して平坦なモノではありません。
まず一番の問題は、世界選手権がチーム制になってしまった事です。
前作でもチームでの出場はありましたが、あくまでサポート程度でした。
ですが、多数のファイターが入り乱れる乱戦では自発的にチームを組む者も現れます。
それが結果的にバトルを盛り上げ、新しい楽しみへと繋がりました。
從って、今度は正式にチーム制として採用されたのだと思われます。
前作で、世界選手権優勝を果たしたセイが所属していたガンプラバトル部。
本来ならもっと部員が溢れて居てもいいはずなんですが、現在なんと部員はフミナただ1人。
その理由は幾つかありますが、まず対抗馬に「プラモ部」が出来てしまった事。
そして、そのプラモ部に優秀なビルダーだった「コウサカ・ユウマ」が移籍してしまった事が非常に大きかったのではないかと。
このコウサカ・ユウマ、名前を見れば分かりますが前作のヒロインであるコウサカ・チナの弟です。
本来なら姉の彼氏で大先輩であるセイの居た部活を守るべき存在が、何故あっさりプラモ部に移籍してしまったのか。
その辺は追々明かされて行くのでしょうが、そのユウマが優秀な上にイケメンだった為、多数の後追い移籍が出たモノと思われます。
更にプラモ部部長の
別に合併すりゃいいじゃないか?と思われる方もいらっしゃいましょうが、このプラモ部は残念ながら今番組の最大の売りである「ガンプラバトル」を否定する部なのです。
部長の言い分によりますと、ガンプラバトルは折角丹精込めて作った作品をぶっ壊す邪道であり、その存在すら卑しいとの事。
その割りにはイナクトで勝負を仕掛けて来たり、何か言動に一貫性がありません。
嫌いならあくまでバトルには手を出さなければ良いものを。
なので、ガンプラバトル嫌いはどうも建前の様な気がしてなりませんね。
実際、高校3年生の癖に中3のフミナに気がある節が見受けられます。
従って、本音は好きな女を自分の部に引き込み、ついでに嫌いなガンプラバトルも失くして全てを牛耳る。
大体、そんな辺りではないかと。
…前作のサザキ君が霞んで見える位、如何わしいロリコンキノコですな。
(;´Д`)
こんな変態の口車に乗って移籍したのだとしたら、チナも弟の教育を間違ったと言う他はありません。
そうでない事を願うばかりですが。
世界大会優勝者や三代目メイジン・カワグチを輩出しながら、ガンプラバトルを否定する場所となりつつある聖凰学園。
そこに偶然転校して来たのが、今回の主人公格であるカミキ・セカイ。
次元覇王流なる拳法の達人の中学2年生ですが、ガンプラに関しては前作のレイジ同様に全く知りません。
同じ学園に通う姉を頼ってやって来た様で、その容姿は何処となくレイジを彷彿とさせます。
フミナと偶然職員室で会ったセカイは、この学園に武術系の部活が無い事を知って愕然。
落ち込むセカイに、何か光るモノを感じたフミナは彼をガンプラバトルへ誘います。
当初は「バトル」と聞いて格闘系だと思っていたセカイですが、プラモが出て来るに及んで「言い包められた」事に気付きました。
玩具なんか興味ないとばかりに逃げ出そうとするセカイでしたが、恐ろしく手際の良いフミナの行動に拘束されてしまいます。
拳法の達人をあっさり確保してしまう辺り、フミナも只者じゃない気が。
それはともかく、愚図るセカイの前でフミナはマシンを起動しガンプラバトルとは何か?を魅せ付けます。
粒子が周囲を包み、玩具だと思っていたガンプラが動き、戦う。
デバイスにしっかりと、前作のヤジマ商事の名が入っている所が芸コマですね。
そんな不思議な光景を見て、セカイは完全にガンプラバトルに魅せられてしまいました。
してやったりとほくそ笑むフミナ。
拘束を解かれたセカイは、棚に並んだガンプラから愛機を選ぶ為に眺めて回ります。
ですが、そこに置かれた世界選手権優勝のトロフィーに何故か惹かれて手にとった瞬間、待っていたかの様にトロフィーが開き、中にはドムが入っていました。
そのドムに何かを感じたセカイは、それを使う事に。
フミナはそのチョイスを歓迎しますが、同時にドムなんかあったっけ?と疑問を浮かべます。
しかしセカイをガンプラバトル部に引き込む絶好のチャンスを優先し、その疑問を脳裏の隅に投げ捨ててしまいましたw
フミナのコーチにより、ガンプラの動かし方を学ぶセカイ。
何気にドムがホバーじゃなく、足で走るのは初映像化ではないかと。
中々筋が良い感じですが、そこは初心者、うっかりエリアオーバーしてしまいます。
エリアオーバーしてしまうとプラフスキー粒子が届かなくなる為、ガンプラは動かなくなる事に。
マシンから落っこちるドムを救うべく、セカイとフミナは同時にダッシュ。
結果、非常にToLOVEる的アクシデントに見舞われましたが、ドムは無事救出されました。
そこに現れたロリコンキノコはその光景に激怒、ガンプラバトル部を完全に葬るべく戦いを仕掛けてきます。
ロリコンキノコが操るイナクトは流石に完成度も高くて強く、フミナのカーディガンはボロボロにされてしまいました。
しかし、そこで大体のコツを掴んだセカイが逆襲に転じます。
自らの拳法をガンプラバトルに応用し、イナクトを翻弄。
必殺技で、ほぼ戦闘不能に追い込む活躍を魅せました。
ですが、そこへユウマが乱入。
精密射撃でドムをフルボッコにし、トドメの一撃を入れたその瞬間、「それ」は出現したのです。
ドムのガワを破って現れた「それ」は、格闘戦に特化した「ガンダム」でした。
何故セイがドムのガワを被せて、この機体を隠していたのかは分かりません。
ひと目でそのキットをセイのモノと看破したユウマが驚く中、セカイは迷わず必殺技を叩き付けます。
その威力に更に驚かされる事になるユウマ、そしてこっそり見ていたラルさん(42)。
戦いはこれからと思われたその時、戦場にセカイの姉ミライが生身で降臨。
セカイが回収されてしまった為、残念ながら決着は次回へ持ち越しとなったのです。
(`・ω・´)
とまあ、こんな感じだった第一話。
個人的には非常に楽しめました。
難しい事も面倒な事も抜きで、とにかく楽しんで欲しい。
そんな意気込みが、画面の向こうから伝わって来る感じでしたね。
一期と変わらない丁寧な作りに、中々の期待が持てます。
おなじみのラルさんもきちんと登場し、いつも通りのネタ発言でニヤリとさせてくれました。
それだけに、演じていらっしゃる広瀬氏のご回復を祈るばかりです。
にしても、今季はこの神アニメに加えて、Gレコまであるんですから本当に豊作ですな。
特に主役機のビルドバーニングガンダムは、プラモが欲しいと思える良い活躍でした。
逆に、ユウマのライトニングガンダムは何故か発売が11月。
彼のだけ妙に遅いのですが、何か問題でもあったのですかね?
まあ、Gレコもあるし大変なんでしょうね。
ともあれ、Gレコ共々最後まで追っていこうと思います。
感想に関しては、今後不定期に火曜日に挟んで行こうかと。
大体は、大きな展開の変化があった時位でしょうが。
( ´ー`)フゥー...
theme : ガンダムビルドファイターズ
genre : アニメ・コミック
今度バンシィ等がカスタム機で出そうですね。
ストーリーも2話まで見て
分かりやすい妨害を乗り越えてチームを、部を作っていく姿は王道かと
そういえばドムが走る所なんて初めて見ましたw
セカイ君のキャラの良さもあってかドムも力強く
これは前作のギャン同様売れそうですw
ビルドバーニングは武器の無いキットですがハンドパーツとエフェクトが豊富かつぐりぐり動くのでオススメですよ
ただ肩がポンポン取れるので補強は必須かと。
ライトニングガンダムはリ・ガズィをベースにしているんで恐らくBWSがアニメ出てから出すんでは無いかと。
チーム戦と言う事で今度どんなカオスなチームが現れるか楽しみで仕方ありせん。
No title
コメントありがとうございますv
冒頭はホント異様にMSが多くて、視認するのが大変でしたw
ちなみに公式でやってる総選挙にはF90Vを推しておいたのですが、果たして出てくれる事やら。
ドムの駆け足に関しては、私もネットを見て「あっ」と声を上げてしまいましたね。
キットも傑作と聞くので、ジオン系部隊を組む時には絶対に入れたいですな。
ビルドバーニングガンダムは、肩の問題を除けば傑作と言って良いキットみたいですね。
11月の予算に組み込んでおく事にします。
ライトニングガンダムも、活躍如何によっては購入決定ですね。
逆シャア期のキットはどれも出来がいい様なので、楽しみです。
チーム戦は前作でも燃えたので、今作それをメインにしたのは正解だと思います。
主人公チームもバランスが良さそうで、活躍に期待したい所。
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