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機動刑事ジバン回想録。

今回は平成に入って初のメタルヒーローである「機動刑事ジバン」を取り上げます。




…と言っても、実はあんまりこの作品に思い入れが無いので簡単にやろうかなと。

では、ストーリーを。

セントラルシティ署の青年刑事・田村直人は、犯罪組織バイオロンに襲われた五十嵐博士、孫のまゆみを救うために命を落とした。だが彼は、“ジバンプロジェクト”の被験者に選ばれ、サイボーグとして蘇った。
普段は同僚たちと共に平刑事を装って捜査にあたっている直人は、ひとたびバイオロンの悪事を嗅ぎつけるや、銀色のボディに包まれた機動刑事ジバンに姿を変え、バイオロンと戦うこととなる。


(Wikipediaより転載)


はい、何か何処かで聞いた様なお話ですよね。

と言うのもこの作品、かの有名な「ロリロボコップ」をオマージュしたモノなのです。

そのロボコップ自体、宇宙刑事ギャバンから着想された作品だけに、妙な因縁めいたモノを感じますね。

他にも「エイトマン」や「仮面ライダー」の要素も入っている感が。

特に主人公がジバンになる経緯が、「仮面ライダーX」に酷似していますし。

まあ、同じ東映なのであんまり問題は無さそうですが。



(;´∀`)




さて、このジバンはメタルヒーロー唯一のサイボーグヒーローです。

その銀色に輝く姿は、如何にもメタルヒーローらしい感じでした。

しかし、ボディ材質は「ジバンファイバー」と呼ばれる謎の存在です。

炭素繊維なのか金属繊維なのか、イマイチ良く分かりません

恐らくは、繊維技術が活発に発達していた頃に設定されたのでしょうね。

色々初の試みが多いジバンですが、何と変身方法も不明だったりします。

これはメタルヒーロー史上、空前にして絶後のパターンですな。

主人公は何らかの方法で姿を消し、次に出て来た時は既に変身していると言った感じでした。

変身アイテムが重要な売上になっている現在からは、まるで考えられない設定ではないかと。

まだ親御さん達にとっては、財布に優しい時代だったと言えましょう。

ちなみにすごかがでは、宇宙刑事のコンバットスーツを解析して製造したプロトタイプをまとって登場しているのではないかと考察されていましたね。

装着者への負担が軽減出来ず、止む無くサイボーグの直人を被験者とした感じでした。

確かに、メタルダーみたいに完全に変身してしまっていると考えるよりはありえそうですな。

この技術蓄積が、後のスーパーレスキューシリーズに生きているのだとすれば、中々深い考察です。

まあ、スーパーレスキューシリーズにおいてもまだまだ未完成で、装着時間に制限があったりしましたが。

ジバンの動力は妙にリアルさが漂う電気エネルギーであり、長時間の戦闘は出来ません

G3のご先祖様みたいなモノでしょうか。

まだまだ初期段階の存在だけあって、充電は出来てもバッテリー交換は出来なかった模様。

とは言え、今のスマホでもバッテリー交換不可の機種もありますし、一概に時代遅れとは言えません

ガンダムのMSも大体ジェネレーターで発電した電気によって駆動していますし、やはり電気は重要な動力源から転落する事は無さそうです。

主な武装は万能武器「マクシミリアン TYPE-3

銃・十手・剣に変形が可能な、ジバンのメインウェポンですね。

十手モード基本形態であり、ディスクローズショックと呼ばれる電撃攻撃を仕掛ける事が可能。

銃モードは破壊光線の他、サーチビームで敵を見つけ出したり、全エネルギーを集中したラストシューティングを放ったり出来ます。

最後の剣モードこそはこの武器の真骨頂であり、普段使いの武器であると同時に、全エネルギーを集中し光の剣状態にして放つ必殺技「ジバン・エンド」を放つ重要な役目を負っていました。

右腕には「マルチワーカー」と呼ばれる内蔵武器があり、形状は大型ドリルですが、ビームを撃つ事も出来ます。

更に高機動システムウェポン「ダイダロス」までが用意されており、背中に接続して飛行が可能になる他、ダイダロスボンバードと呼ばれるビーム砲モードになる事も可能。

そして忘れてはならないのが「電子手帳

勿論現在発売されているモノとは一切関係無く、ジバンにとって非常に重要なアイテムです。

まず、ジバンの身分証明書としての機能。

これがジバンを「警視正」である事を証明してくれる、一番重要なポイントですね。

名乗りを上げる際にも取り出して掲示し、「対バイオロン法」を読み上げるシーンは有名ではないかと。

対バイオロン法とは何かと申しますと、そのままズバリバイオロンにだけ適用される特別な法律です。

内容はこちら

第1条

機動刑事ジバンは、いかなる場合でも令状なしに犯人を逮捕することができる

第2条

機動刑事ジバンは、相手がバイオロンと認めた場合、自らの判断で犯人を処罰することができる

(補足)場合によっては抹殺することも許される

第3条

機動刑事ジバンは、人間の生命を最優先とし、これを顧みないあらゆる命令を排除することができる

第5条

人間の信じる心を利用し、悪のために操るバイオロンと認めた場合、自らの判断で処罰することができる

第6条

子どもの夢を奪い、その心を傷つけた罪は特に重い

第9条

機動刑事ジバンは、あらゆる生命体の平和を破壊する者を、自らの判断で抹殺することができる


何というワンマンアーミー

どんだけバイオロンが忌み嫌われているのかが、良く分かる法律内容ですよね。

バイオロンと断定されたモノには人権は無く、合法的に悪・即・斬出来るのもこの法律のお陰です。

当時、この過激な法律がネタになるのも必然と言えましょう。

ここまで至れり尽くせりの装備を持つジバンですが、実は未完成品でもありました。

調整が終わる前に製作者が亡くなってしまった為、未調整のまま出撃せざるを得なくなったのです。

この問題は後々まで尾を引き、遂に34話で完全敗北し機能停止する羽目に陥りました。

ダイダロスボンバードによる砲撃も通用せず、頼みの綱のジバン・エンドも効かずと完膚無きまでに敗北してしまったのです。

あのシーンは、今思い出しても衝撃でしたね。

とは言え、ジバンは結構ピンチに陥る事が多く、その度に「デンジャー!デンジャー!」とアラート音を響かせていたのですが。

破壊されたジバンは回収され、秘密の隠し部屋にあった蘇生装置にかけられました。

そこで修復と大幅な改造強化及び調整が行われ、「パーフェクトジバン」として新生したのです。

今度は完璧な仕上がりであり、結果50%の全能力向上に成功。

更に3大新兵器を以って、再びバイオロンの前に立ち塞がりました

右腕には新兵器「ニードリッカー」が新たに内蔵され、近接戦闘で威力を発揮。

左腕には「パワーブレーカー」と呼ばれる大型シールドが装備され、防御の他に先端に取り付けられたパワーハンドで敵を攻撃出来ます。

そして最後は最強の決戦兵器「オートデリンガー

この大型火器はサブマシンガンモードで弾をバラ撒く事も可能な上、ダイダロスファイヤーの30倍の威力を誇る「ファイナルキャノン」の圧倒的な火力でバイオロンを駆逐して行きました。

余談ですがこのオートデリンガーは大変好評であり、この後の作品群に多大な影響を与える事になります。



(`・ω・´)





機動刑事ジバンに改造されたのは、若き刑事「田村直人

正義感の強い青年であり、それが災いしてかバイオロンに殺害されてしまいます。

しかし、守ろうとした対象が「ジバン・プロジェクト」の責任者であったのが幸いして、彼は「機動刑事ジバン」として復活を遂げました。

人間形態の時は然程人間と変わらない生活をする事が可能な様で、食物なども摂る事が可能。

普段は平刑事を装っていますが、実は警視正と言うかなり高い地位にあります。

そのお陰で、他の何者にも邪魔されずに存分にバイオロン抹殺に邁進する事が出来るのですから、地位も重要ですな。

バイオロンとの苦闘を終えた後は、平和を守る為に旅立った模様。

きっと水戸黄門みたいに、各地を回って悪人達を成敗しているに違いありません。

ジバンの協力者としては、改造した五十嵐博士がまず挙げられます。

サイボーグ開発のパイオニアであり、かなりの天才科学者でした。

しかし、倫理観は非常にしっかりしており、このジバン・プロジェクト自体を中止にするつもりだった様です。

ですが、自分を守って死んだ青年を見捨てる事が出来ず、ジバン・プロジェクトの成果を彼に適用する事に。

それでもこの強力過ぎる力に危惧を抱いており、直人にはプロトタイプ程度の改造しか施しませんでした。

まあそれは良いのですが、肝心の調整を行う段階で力尽きたのが彼にとっての誤算だったと思います。

お陰で、直人は機能停止の恐怖と常に戦う事になったのですから。

ただし、流石に救済策は用意してあり、秘密の部屋に蘇生及び強化改造施設をちゃんと用意してありました。

これが無かったら、末代まで「無能」と罵られた事でしょう。

だって、ジバンの敗北=人類の最後ですし。

で、ザ・足手まといこと「五十嵐まゆみ

名前から分かる様に五十嵐博士のであり、ジバンのアキレス腱でもあります。

しかしながらこの子、恐ろしい程に重要要素の塊でした。

まず、涙一滴でジバンを初起動に成功させた他、ジバンの正体を知る唯一の一般人でもあります。

しかもジバン復活の為の部屋へ入る為の「」まで所有と、良くもここまで集中させたモノだと思いましたね。

終盤には、行方不明になった直人の実妹である事まで判明し、もうお腹いっぱいですな。

物語中盤ではバイオロンのせいで記憶喪失&行方不明になり、その間無実の罪で逃亡生活を送る羽目になった青年に保護されたりしています。

今なら即「事案発生」で通報されそうなモノですが、当時は大らかだったのでそうはなりませんでしたw

後、セントラルシティ警察署の同僚もいましたが、記憶に殆ど無いので割愛。

で、前述のまゆみを保護した青年が「早川良

何処かの何をやらせても日本一の探偵に名前が似てますが関連性は無く、美術品を愛する一青年でした。

しかし、バイオロンのせいで事件の容疑者として追われる羽目になり、その逃亡生活の際にまゆみを保護

以降、甲斐甲斐しくまゆみの面倒を見つつ、真犯人を追う忙しい生活を送る事に。

ですが、46話で敵に囚われたまゆみを救う為に命を懸けた結果、壮絶な戦死を遂げてしまいました。

直人といい、彼といい、まゆみに関わると漏れ無く死んでしまうから困る。

まさに疫病神と言った所でしょうか。

尚、彼の遺体は適当な河原に埋葬された模様。

直人も刑事なんですから、遺体の不法投棄はやめて欲しかったですね。

昔の特撮では良くある適当な埋葬シーンですが、今になると結構気になるモノです。

最後に、ジバンに警視正の位を与えた警視庁秘密調査室統括責任者の「柳田誠一

ジバン・プロジェクトの共同責任者でもあり、同時にこのプロジェクトの問題点を良く理解している人格者でもありました。

それ故に直人への適用には反対しましたが、五十嵐博士の熱意に負ける形で了承する事に。

彼としては、人間を辞めさせてまで復活させてバイオロンとの果てしない戦いに直人を送り込みたく無かったのでしょうね。

その後は直人の良き後見人として活動し、サポートに尽力しています。

しかしながら、第51話でジバン基地と引き換えにバイオロンの基地を突き止めた後、ジバンに全てを託して基地と命運を共にしてしまいました。

南無。

と言うか、やっぱり非常にキャラの死亡率が高く感じましたね。

まさかこの人まで死ぬとは思いませんでした。




(;´Д`)





ジバンの本拠地はそのままズバリ「ジバン基地

位置は秘密であり、ジバンの修理整備が行える他、マシンも格納しています。

更に秘密の部屋まで用意してあり、そこでジバンはパーフェクトジバンに生まれ変わりました。

ジバンの根拠地たるこの基地ですが、前述した様に敵の攻撃によって崩壊しています。

ジバンの戦力としては、まずジバン専用」高性能パトカーの「レゾン

レーザーレールガンで武装した戦闘パトカーであり、ジバンが最も多用したマシンでもありました。

ストラチオガリクソンマークIIターボチャージャーエンジンを搭載し、パワーは折り紙つき

更に行動不能になったジバンを回収するシステムまで搭載と、非常に高性能となっております。

次に高性能バイクの「バイカン

小回りが利く戦闘用バイクですが、レゾンのせいであんまり使用されませんでした。

最後にステルスVTOL戦闘機の「スパイラス

レーザーバルカンで武装した戦闘マシンでしたが、これもあんまり出番が無かった様に思います。

どのマシンにも第6世代のコンピューターが搭載されており、人間との会話も可能で感情まで持つトンデモ性能でした。

ジバンの手足となって戦ったマシン達ですが、残念ながら最終回で全機破壊されています。

どんだけの警察予算が吹っ飛んだのか、想像もしたくないですね。



'`,、('∀`) '`,、





ジバンの敵は、もう何度も前述した「犯罪組織バイオロン

世界征服を企む、人工生物のみで構成された悪の組織です。

トップのドクター・ギバも当然ながら人間ではなく、国立科学アカデミーバイオ研究所の廃液処理場から誕生したギバノイドがその正体でした。

つまり国家機関がうっかり生み出してしまった怪物であり、その不祥事を隠す為もあって速攻で対バイオロン法が整備されたのでしょうね。

ちなみにバイオ研究所の所長は五十嵐博士が務めており、ある意味この人が全ての元凶と言えなくもない気が。

ドクター・ギバ自身は普段西洋人めいた姿をしていますが、それは擬態であり、非常に醜い本体を隠し持っています。

人間に対しては異様に憎悪を抱いており、世界征服より人類抹殺の方にウエイトを置いていた感がありました。

人類に生み出された身でありながら、ここまで人類に憎悪を抱く理由は「自分という存在を産み出しながら無責任である」と判断したからだそうで。

恐らくは、失敗作として抹殺されそうになったとかその辺りではないかと。

戦闘能力も非常に高く、ジバンの3大メカを破壊したのもこいつです。

おまけにオートデリンガーの直撃にも耐えると、最早手の付けようがないレベルですよね。

しかし、最後は飛行船で全世界ミサイル攻撃をしようとするもジバンに阻止され、飛行船と命運を共にしました。

何というか、いつもヒステリックに怒鳴っていた印象しかありませんね。

当然カリスマ性なども無く、部下も全部自前でこしらえたモノばかりでした。

その中でもジバンキラーとして開発されたマッド・ガルボは強力無比で、幾度と無くジバンと激闘を繰り広げましたが、結局51話で敗れて戦死しています。

その際、側近の女性形人工生物が2体いましたが、マッド・ガルボと心中する命令を無視して帰って来てしまった為にドクター・ギバ自らが始末してしまいました。

何というか、ドクター・ギバのワンマン組織としか言い様のない脆弱さですね。

尚、裏切り者の人工生物も輩出しており、如何にカリスマ性が無かったかが良く分かります。

本編でもドクター・ギバをボロクソにけなす歌があるグループによって歌唱され、ブチ切れた事も。



(´・ω・`)




他に、第三勢力として「クイーンコスモ」と呼ばれる女性形人工生物が26話から登場しています。

こいつもまた、に投棄された廃棄物から誕生した怪物コスモが正体と、廃棄物由来ですね。

この世界の廃棄物は、放っておくと勝手に危険生物が誕生する模様。

もっときちんと処理して頂きたいモノです。

戦闘能力としてはマッド・ガルボを上回る性能を有しており、バイオロンとは協力したり対立したりの関係を繰り返していました。

しかし結局、自分とその分身による世界征服を優先させ独自に行動

ドクター・ギバ同様に人間を憎悪しており、最早殲滅待ったなしです。

マクシミリアンソードを弾く装甲を持つ強敵ですが、最後はパーフェクトジバンの前に敗れ去っています。

後、早川青年を殺したのもこいつですね。

ジバンも、こいつを抹殺するのには全く躊躇が無かった事でしょう。



(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン





玩具に関しては、特に無し

でも、手帳とオートデリンガーはちょっと欲しかったかも。

主題歌とEDはお馴染み串田アキラ氏による名曲で、安定して良い曲ですね。

挿入歌のオススメは劇中でも良く使われた「吠えろジバン!」と「パーフェクトジバン」でしょうか。




メタルヒーロー初のサイボーグヒーローとして誕生した「機動刑事ジバン」

様々な試みが為された今作品は、後の作品群に大きな影響を与えています。



( ´ー`)フゥー...

theme : 特撮
genre : サブカル

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Kivagami

Author:Kivagami
玩具とネトゲ、そして仮面ライダーを始めとする特撮をこよなく愛する孤高人。
中でも悪のライバルキャラとか六人目とかに目が無い。
特撮系イケメンも好き。
クールガイなら尚大好物。
うさぎを始めとする小動物も好き。
現在、14匹の小動物に囲まれてお世話に奔走する日々。

現在ネトゲ流離い人、定住&安住の地を求めて旅は続く模様。
永遠の孤独(ソロ)という、非常にありがたくない称号を持っているらしい…?

注1:基本的にリンクフリー&トラックバックフリーですが、当ブログのテーマとかけ離れ過ぎな場合は削除しますのでご了承下さい。

注2:当ブログの趣旨は基本ツッコミですが、それに加えて「良いモノは良い、悪いモノは悪い」とはっきり述べるレビューブログでもあります。
決してモノを叩くのが趣旨のブログではありません。

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