「劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー」を見て来た。
やっと見れたので、ネタバレありの感想です。
今回は行くのが遅すぎたのか、入場者プレゼントは無しでした。
おまけにパンフレットも無しと、久しぶりにどん底スタート。
※ちなみにパンフレットは無事、別の劇場で入手しました。
入場者プレゼントの代わりに変な洗剤の試供品をくれたのですが、最初意味が分からず放置。
しかし、後になって見てみると宣伝キャラクターが何と剛とチェイスの中の人でしたw
流石ジュノンスーパーボーイコンテストコンテスト優勝者コンビ。
全く無関係ではなかったのだなぁと、しみじみ思ってみたり。
それはさておき。
時間が朝一番だったせいもあり、客は殆どおらずガラガラ。
なので、ゆったりと観賞する事が出来ました。
尚、今回はテレビ版の感想と同じスタイルでやろうかなと。
では、まず「手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帳!」から。
話としては非常に王道かつ単純な流れで、それなりに見所がある様な作りでした。
時間が30分しかないのと、天晴と殿様がメインな為風花の子供じみたわがままや霞の冷酷さを見なくて良かったのも評価出来ます
ですが、色々な粗が見え隠れしていたのは本当に残念。
まず、何で夏休みの宿題でないと忍び隠れの里とやらを救助しちゃいけないんでしょうか?
そこはヒーローなんですから、何はなくとも救助に行くべきでは?
普段から胡散臭い好天ですが、今回は流石に「それはないだろ…」と思ってしまいました。
で、この現代に「殿様」がまだ存在しているのにもびっくり。
見た感じ権力は保持している様ですが、日本の中に独立国家を樹立して維持しているって事ですかね?
かって幕末に北海道を開拓しようとした榎本武揚率いる蝦夷共和国のメンバーも、執拗な政府の攻撃によって潰されました。
以降に起きた独立や反乱の類も全て鎮圧されており、明治維新から現代に至るまで政府は国内に独立国家が存在する事を認めていませんね。
あれだけ忍者がウヨウヨいる世界なんですから、里の事なんぞ直ぐに政府にバレるでしょう。
従って、これも流石に無茶だろうと。
更に普段は「忍びなれども忍ばない」と豪語している割には、城への進入時には忍びまくっていました。
えーと、そこは普通に変身して敵を蹴散らしながら突破しちゃいかんのですかね?
あちこちで味方の忍者(里の民)がやられており、ヒーローならこれも救うべきだと思うのですが。
結局天晴と風花以外は防戦に参加していますが、殿様を回収した後はとっとと逃亡しています。
別に大ピンチと言う訳でも無かったのに、納得出来ない物を感じました。
その間にも、沢山の命が失われている訳なんですが。
そして救助した殿様は、何故か祟りとやらにあって恐竜じみた姿に。
性格もすっかりやさぐれており、やる気もゼロ。
なんでも、元は人間だったのですが仕事人間だったせいで家族に逃げられて荒みきったそうで。
しかも、その「悪しき竜の呪い」は角を折るだけで治るんだとか。
…何?このガバガバな設定。
恐竜の姿で居る意味が、全くありませんね。
ちなみにこの呪い、角を折らなくても気合で抑える事が可能でした。
もう何が何だか。
とどめに、一応また敵を倒しに戻るのですが、それもまた「宿題」と来たもんだ。
あんたら、変な所だけ忍者してませんか?
忍者以前に正義を守るスーパー戦隊なんですから、宿題とかみみっちい事言わないで戦いに向かいましょうよ。
何かしらの「建前」が無いと、全く行動出来ないダメ戦隊の様に思えてがっかりです。
おまけに、秘密の場所なのに外部から乗り入れ可能な電車の駅があるのは何故でしょうか?
トッキュウジャーが出てきたのかと。
あまりのメチャクチャさに、ただただ開いた口が塞がりませんでした。
劇場版限定オトモ忍も、何かアバレンオーみたいな感じで新鮮味が薄かったですし。
他にも細かい事を挙げればキリがないのですが、涙を呑んで割愛。
アクションは悪く無かったのですが、それを全て設定と脚本が台無しにしていました。
業界筋の裏話によると、主演の5人は演技も微妙な上に仲も良くないんだとか。
特に天晴の中の人はイベントでも態度が悪かったなどと、良い話を聞きません。
なるほど、だからいつもの夏映画パンフではメンバー全員で座談会していたのに、今回は何故か個人個人のインタビューのみだったのかと納得。
(´・ω・`)
一方、牙鬼軍団は新規の侍大将「弓張重三」が出陣。
立場としては、蛾眉と同じですかね。
姿は正統派の武将スタイルであり、名前の如く弓の名手です。
ただ、頭部のデザインに妙な既視感が。
おまけに強力な結界で守られており、防御も完璧と隙がありません。
作戦も大兵力を以って敵をもみ潰すという王道的作戦を執っており、無能とは程遠い人物です。
その他はちょこっと十六夜が出てきたのみで、晦も有明の方もお休み。
まあ、この辺も恒例ですな。
こいつの狙いは、里に伝わる「悪しき竜」の力を手に入れる事。
里を攻めたのもその為でしたが、こそ泥の如く重要人物を拉致して逃げたニンニンジャーに激怒。
里を占領し、戻って来るであろうニンニンジャーを迎え討ちます。
これで戻って来なかったら笑うしかありませんが。
読み通り戻って来たニンニンジャー達と、得意の弓と結界を以って対抗。
ニンニンジャーの攻撃を全て無効化した挙句、油断しまくりの恐竜殿様を弓で射て目的を達成しました。
しかし、アカニンジャーのご都合主義的一撃で角が壊され全てが水の泡。
巨大化して抵抗するものの、都合良く結界を破る力を持っていたシュリケンジンダイノの前に散ってしまう事に。
有能な人材だっただけに、非常に惜しい方を亡くしました。
(´・ω:;.:...
…気を取り直して次は、劇場版仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー。
進ノ介は、今回最大の危機を迎える事になります。
一枚の招待状を開けようとして、ベルトさんに咎められる進ノ介。
彼曰く「8月8日までは開けない様に」との事。
何かサプライズを用意している様ですが、進ノ介に明かすつもりは無い模様。
そこへロイミュード出現の報を聞き、ドライブに変身して現場に急行します。
ロイミュードと空中戦を展開した後、叩き落とした敵のトドメを刺す為にトレーラー砲を構えるドライブ。
しかし、謎の青年によってそれが邪魔されてしまう事に。
自称「未来から来た息子」によって、未来が暗黒の世界と化している事を伝えられる進ノ介。
しかも首魁がベルトさんことクリムだと知って愕然。
更にそれを裏付けるかの様に、トレーラー砲が予想以上の威力を叩き出し大惨事に。
ベルトさんまでが暴走を始めます。
その事もあり、未来の息子=泊エイジの言うがままに逃亡生活を強いられるはめになってしまいました。
実際に彼が言った通り、トレーラー砲の暴走は全て進ノ介のせいという事になり、全国指名手配までされてしまうのですが。
話自体がかなり荒唐無稽な事もあり、進ノ介の形見のネクタイの一部や、好みの菓子を知っている事を示されてもまだ半信半疑の進ノ介。
ですが、未来からの刺客である「ダークドライブ」が装着しているのは、紛れも無く「ドライブドライバー」でした。
更にベルトさんを改造して危機を回避しようとしたエイジが、ダークドライブに殺害されてしまいます。
その時初めて、進ノ介はエイジをもっと信じてあげられなかったのかと後悔。
ダークドライブが率いるロイミュード軍団のうち、重機を操る奴に襲われる進ノ介。
寸での所でマッハとチェイサーに助けられましたが、チェイサーは重機を相手にするので手一杯。
マッハはデッドヒートを投入するものの、ダークドライブの前に大苦戦を強いられます。
進ノ介は危険を承知でドライブ・タイプトライドロンに変身。
マッハと力を合わせて、なんとか強敵ダークドライブを粉砕しました。
しかし、直後にまたもベルトさんが暴走。
マッハにまで攻撃を加える羽目になった進ノ介は、なんとか気合でベルトさんを外して変身解除。
自分を破壊しろというベルトさんの願いと、エイジの死の衝撃に進ノ介は決断。
ある理由でそこにあったシンゴウアックスで、遂にベルトさんを破壊してしまいました。
チェイスの「本当にそれで良いのか!」の叫びを背に受けて、呆然と立ち尽くす進ノ介。
そこへ出現したのは、何と死んだはずのエイジ。
更にダークドライブまでが復活してしまいます。
このエイジの正体は「ロイミュード108」
最後のナンバリングを持つロイミュードでしたが、あまりも凶悪な為に封印されていました。
こいつが本当のエイジを殺し、形見の品を奪い取ったのです。
未来でエイジを葬って姿を奪い、現代で邪魔者であるドライブを始末し自分も超絶進化を遂げる。
それが108の狙いでした。
ドライブドライバーはどうも本当に暴走して、ロイミュードの仲間になってしまい、そのせいで人類が敗れた形になったのか、あるいは蛮野がコピーしたデータがダークドライブ誕生に寄与したのかは、イマイチはっきりせず。
改めてダークドライブに変身した108は、強力な攻撃で進ノ介もろとも周囲を大破壊。
辛うじてチェイスの助けで命を拾った進ノ介は、その手からマッハドライバー炎を受け取って離脱。
行き先は、開けてはいけないと言われた手紙に書かれていた場所。
そこは初代ドライブピットであり、警察の中に基地を作れる様になる前に使用していたとの事。
現在は生前のクリムの趣味だった車収集の場となっており、様々な車が並んでいました。
8月8日とは、進ノ介が初めてベルトさんと逢った日だったのです。
それから二ヶ月もかけて、ベルトさんは進ノ介を説得する羽目になりましたが。
ドライブの放映開始月が10月だったので、これは辻褄が合っています。
そこにメモ婦警さんも現れ、ベルトさんと2人でサプライズを用意した事を明かしました。
それは、日頃頑張っている進ノ介へ、ドライブピットと車のプレゼント。
流れるベルトさんからのメッセージに涙しつつ、車の趣味が自分と同じである事を再認識する進ノ介。
滂沱の涙を流す進ノ介に、そっと寄り添うメモ婦警さん。
しかし、空気を読めないダークドライブが初代ドライブピットを強襲。
それに対抗する為、進ノ介はピットにあったプロトトライドロンを駆って出撃。
激しいチェイスを繰り広げるネクストライドロンとプロトトライドロンですが、性能の差は歴然。
未来のロイミュードの存在もあり、哀れプロトトライドロンは大破。
おまけにチェイスのシグナルバイクでは変身出来ず、防戦一方。
108は自らの目的を遂行する為、過去の自分が眠る場所へ。
この日を選んだのは、自分を復活させる為の原動力となりうる落雷が起こるからでした。
トレーラー砲を暴走させたのもこいつの仕業で、落雷を受けやすい様に建物を破壊する為だった様です。
どうしようも無くなった進ノ介ですが、トライドロンのキーに全てのバックアップが存在する事を思い出し、改めてマッハドライバーへイン。
尚、シグナルチェイサーはポイ捨てされた模様。
ここに、仮面ライダードライブ超デッドヒートが誕生しました。
その姿は頭とカラーリングがドライブの魔進チェイサーと言った感じで、中々格好良かったです。
超デッドヒートの力を借りて、進ノ介は窮地を脱する事に成功。
警察も色々あって進ノ介を援護、改めて108を追う進ノ介。
辿り着いた先で過去108の復活を阻止するべく、超デッドヒートで戦いを挑むドライブ。
しかし、流石に急場凌ぎの変身ではダークドライブに及ばず、面割れを起こした挙句変身解除してしまいました。
勝ち誇るダークドライブは、落雷により目覚めた過去108と融合するべく、ドライブドライバーをポイ捨て。
ここに史上最悪のロイミュード「パラドックス」が誕生し、世界を第二のグローバルフリーズに包みます。
身動きが取れなくなった進ノ介ですが、駆け付けたマッハから謎のシフトカーを受け取ってなんとか復帰。
マッハが
未だ不安定な天候を利用し、トライドロンキーとポイ捨てされたドライブドライバーを利用してベルトさん復活を試みます。
ドライブドライバーをリセット&スタートさせるには、膨大な電力が必要と言っていた偽エイジの言葉がヒントでした。
沢山のシフトカー達もそれに強力し、雷は見事ドライブドライバーを直撃。
トライドロンキーからのデータをロードし、奇跡の復活を遂げるベルトさん。
いつもの通り軽口を叩き合った2人は絆を再確認し、謎のシフトカーをセット。
同時に出現する、本物のエイジの姿。
恐らくは彼のデータもシフトカーにこもっていた様で、親子は同じポーズを同時にとって変身。
親子の姿がひとつになって、ここに最強の「タイプネクストスペシャル」が爆誕。
今度はダークドライブの体にドライブの顔と言った感じの姿で、ダークドライブの時には暗い色だった全身の模様が稲妻を思わせる黄色に変化しています。
体にかかるタイヤはネクストライドロンの方から飛んできた所を見ると、このシフトカーはダークドライブが捨てたモノと推測。
変身した後はシフトカーを外してもOKなのは、これまでの戦いで確認済みですしね。
マッハを撃破したパラドックスも、親子の心が込められたタイプネクストスペシャルの前には翻弄されるばかり。
更にはどこからともなく呼び出したシンゴウアックスにも切り刻まれ、ズダボロに。
と言うか、何気に出番が多いですシンゴウアックス。
最後は天空高く打ち上げられた挙句、ネクストライドロンに拘束され、トドメの下から上に突き上げるライダーキックを浴びてパラドックスは爆発四散。
ここに、未来からの刺客による事件は解決を迎えたのです。
その後、アイドルとの撮影業務を済ませるなど通常運行に戻った進ノ介。
ですが、エイジが誰との子供なのかが謎のまま。
その時進ノ介の脳裏によぎったのは、エイジのある言葉。
普段滅多に笑わない母が、父の話をする時だけは笑みを見せる。
で、その行動をしそうな人物は、今進ノ介の横にいます。
まさかと思った進ノ介はつい吹き出してしまい、不信がったメモ婦警さんに追い回される羽目に。
呆れるベルトさんと共に、映画は終了を迎えました。
今回も進ノ介は、全編に渡り主人公として孤軍奮闘。
またも指名手配されたり騙されたり、挙句の果てにベルトさんを自分の手で破壊する事になったりと結構散々な目に。
それでもボロボロになりながらも諦めず戦う姿は、まさに「仮面ライダー」でした。
突出した個性こそ無いものの、安定したキャラクターになった感があります。
1番印象に残ったシーンは、やはり初代ドライブピットでのアレですね。
ベルトさんの音声が録音のモノだっただけに、観客にも進ノ介の激しい喪失感が伝わって来る様でした。
面割れシーンもすぐに終わったものの、非常に格好良くて満足。
(`・ω・´)
剛は今回も出番が多く、春映画よりは優遇されてるかなと。
デッドヒートマッハで未来のロイミュードを一体倒し、ドライブと協力して一度はダークドライブをも退けています。
最終戦闘にも駆け付け、貴重な時間を稼ぎだしました。
ラスボスには歯が立たなかったものの、頑張った方でしょう。
死ななかっただけ儲けモンです。
ちなみに撮影現場ではエイジの中の人に「叔父さん」と呼ばれていたそうで。
'`,、('∀`) '`,、
チェイスも、物語上重要な役目を担っていました。
進ノ介の指名手配の知らせを知るや否や、即ロイミュードのアジトに単身突撃。
そこでハートから108についての情報を入手し、特状課に伝達。
更にマッハと共に進ノ介を救援し、苦戦の末に重機と融合した未来のロイミュードを真っ二つにしています。
この時シンゴウアックスの待ち時間が無かったのですが、空気を読んで必死にチャージしたのでしょうかw
尚、シンゴウアックスは使用後にすっ飛んで進ノ介の近くに落下した模様。
その後、前述の通り頑丈さを活かして進ノ介を庇い、マッハドライバー炎を託しています。
最終戦闘には登場しませんでしたが、爆発を喰らった挙句瓦礫の下敷きになったのでこれは仕方無いかなと。
マッハドライバー炎が無かったら進ノ介は終了していた所なので、超ファインプレーでしょう。
進ノ介がシグナルチェイサーを使用出来なかったのは、チェイス専用としてロックがかかっていたせいではないかと。
これまでの感想でも幾度か触れたと思いますが、仮面ライダーチェイサーは完全にロイミュードであるチェイス専用に調整されたライダーです。
なので、最初からリミッター全開の様な状態になっていると思われ。
そのせいで非常に高い戦闘力を持ちますが、剛辺りがそれに目を付けて変身しない様、白衣さんがロックをかけたのでしょうね。
ただでさえ、体にかかる負担が大きいマッハドライバー炎ですし。
φ(゚Д゚ )フムフム…
メモ婦警さんは、今回かなりヒロインしてましたな。
最後まで仲間達と共に進ノ介を信じ、更には上司さえも正論で黙らせています。
初代ドライブピットでは進ノ介とのラブシーン(?)がありましたし、エイジの言葉から恐らくは彼女が…なんでしょうね。
最終戦闘では敵のシフトカーを修理し、ドライブの勝利に貢献しています。
平成仮面ライダーのヒロインの中でも、1・2を争う位主人公と行動を共にしているのでヒロインとしては存在感がありますし。
本編ではチェイスとも色々ありそうなので、果たしてどうなる事やら。
(;・∀・)
追田警部補は進ノ介を信じつつも、何故かレインボーブリッジを封鎖してみたりと色々面白い行動を取ってましたな。
ダークドライブが出現した時はすかさずそれを携帯で撮り、証拠品として提出しています。
そして、メモ婦警さんと共に新ライダーを目撃したりと、結構忙しかったですね。
白衣さんはそれ程場面には恵まれませんでしたが、「トレーラー砲の出力ではあんな破壊力は出ない」と何気に重要な一言を放っています。
あの暴発は、やはり偽エイジが仕組んだモノなんでしょう。
そして本願寺課長は、警察の体面ばかりを気にする上司の古葉を一喝し、メモ婦警さんの援護を担当。
進ノ介の指名手配を解かせ、援護が出来る様にさせました。
この人、やはり肝心要の時には頼りになります。
あの呼び方からして、恐らく古葉の先輩なんでしょうな。
階級自体も本来は本願寺課長の方が上になっていた所を、ロイミュードと戦う特状課の課長に収まるべく昇進を断っていた感じがしますね。
戦争ものにも、現場主義の為に昇進を断り続けているキャラは結構出てきますし。
あ、西城はあんまり目立たなかった気が。
せいぜい、あの謎アイドルの時に絡んだ程度ですかね。
後、西城の中の人と自分の誕生日が全く一緒でびっくり。
(;^ω^)
そして、今回最大の被害者であろうベルトさん。
暴走させられた挙句、冬映画の様にまたも破壊されてしまいました。
ただ、暴走の原因はイマイチはっきりしていません。
蛮野の細工が原因だった説が有望ですが、偽エイジが初登場時にがっちり接触していたのでその時に何かした説も捨てがたいです。
進ノ介との記念日を祝して、初代ドライブピットと膨大なカーコレクションを進呈するなど太っ腹な所も見せたベルトさん。
それだけに、復活出来て良かったですよね。
復活後の軽口の叩き合いの時、興奮も最高潮に達したのを覚えています。
(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン
あ、今回ハート様以下現代ロイミュードの方々は殆ど出番無しでした。
夏映画は基本そんなものなので、仕方なしですな。
で、今回の黒幕である偽エイジことロイミュード108。
こいつは現代でも厄介者としてハート達に封印された程の問題児であり、全く人の命を奪う事を躊躇しません。
そりゃ、ハートとは合わないでしょうな。
ロイミュードが人類を支配する様になった未来でもそれが満足出来ず、過去に戻って超絶進化体になろうと目論みます。
その為に泊エイジを殺害し姿をコピー、その仲間が作ったタイムロードを抜け抜けと使用して現代へ。
泊進ノ介を利用し、自分が最強になる為の足がかりとしました。
持っていたドライブドライバーは、オリジナルではなくコピー品なんでしょう。
蛮野がドライブドライバーのデータをコピーする事が、歴史の分岐点だった様なので。
それに、オリジナルが破壊された時も特に何の反応もありませんでしたよね。
もしもオリジナルを改造して使っているなら、その瞬間にダークドライブ自身がベルト共々消滅してしまいます。
なのに全く気にしていなかったので、オリジナルは未来の悪クリム(?)が着けたままか、別の要因で失われたかのどちらかではないかと。
何にせよダークドライブを遠隔操作し自作自演を行うなど、悪知恵に長けたロイミュードです。
正直、蛮野辺りに調整されたのではと思える位のド外道でしたな。
しかし、勝ち誇るあまりドライブドライバーを投げ捨てたのが運の尽き。
それを利用して進ノ介が最強フォームになってしまい、形勢逆転。
これまでのお返しとばかりにフルボッコにされた挙句、最後は過去の自分共々2015年の空に散る結末を迎えました。
因果応報とはこの事ですな。
多分ですが、TVでしばしば登場していた悪クリム(笑)もこいつが化けていたのではないかと。
実際はもっと前に過去に来て、悪クリムの姿を借りて状況を視察。
歴史が予想通りに動いている事を再確認した後、満を持して計画を実行したのではないでしょうか。
クリムの姿自体は、ドライブドライバーに入っていたデータを参照したと思われ。
冬映画でベルトさんは試作ロイミュードを利用して自分が戦う予定だったのが判明しているので、姿のデータ位取っているでしょうし。
…そう言えば、チェイスのコピー元って誰なんでしょうね?
本編でも誰も気にしてないのですが、個人的に非常に気になっています。
(´ε`;)ウーン…
戦闘は今回非常に多かったですが、どれも見応えたっぷり。
ダークドライブの無機質な感じと強さは、ゴルドドライブ並の絶望感がありました。
ただ、パラドックスに関しては少し微妙かも。
何と言うか、ぽっと出ラスボス的な感じだったので印象がちょいと薄いです。
恐らく脚本の三条さんは、Wの映画と被らない様に最後をライダー対ライダーにはしなかったのでしょう。
それは分かるのですが、何と言うか存在感としてはダークドライブの方が上なんですよね。
なので、見慣れない怪物になってしまったので、少々残念に思いました。
まあ、後はタイプネクストスペシャルにボコられるのがお仕事なのでこれでも良いのかもですが。
後、もう少し超デッドヒートには活躍して欲しかったかも。
仮面ライダージョーカーをイメージされていた様ですが、ジョーカー程の強さは無かった感があります。
非常に強そうな外見だっただけに、もっと活躍が見たかったですね。
それと、ネクストライドロンはこの後どうなったのでしょうか?
一応ノーダメージで残っていますが。
本編にも案外出番があるかも?
ただでさえ、最近タイプトライドロンが頼りなくなってますので。
タイヤコウカンも今回一度も無しと、最早通常フォームの出番は絶望的でしょうねぇ。
舐めプしてられる状態じゃありませんし。
最後に、超久しぶりに復活した次ライダーの客演には素直に拍手喝采を贈ります。
大暴れする未来のロイミュードの前に、突如黒い雲と魔法陣っぽいモノが出現。
そこから赤い稲妻の様なエネルギーが放たれ、ロイミュードを攻撃しました。
そして中から登場したのは、謎の戦士。
「俺の名は仮面ライダーゴースト」
その光景を目撃していた追田警部補とメモ婦警さんも唖然。
空中をゆらゆらと動きながら戦う様に、思わず「ゴースト…お化け?」と絶句していました。
ロイミュードが幾ら攻撃してもほぼゴーストには通用していなかったので、物理無効の属性持ちの可能性があります。
最後は「ニュートン魂」とやらを降臨させてフォームチェンジ。
重力を操り、ロイミュードをデコトラごと粉砕してしまいました。
トラックの運転手達終了のお知らせ。
そのまま来た時の様に消えてしまいましたが、インパクトは十分。
ドライブとは顔合わせしていませんが、冬映画ではメモ婦警さんか追田警部補が代わりに突っ込んでくれる事でしょう。
変身アイテムもベルトも異色揃いなので、今から放送が楽しみですね。
夏映画としては久々の当たりに、満足出来た作品でした。
ホント、良い意味で予想を裏切ってくれた感が。
出来れば、もう一度観に行きたい位ですね。
最近は冬映画以外尽く外れが続き、うんざりしていただけに余計にそう感じます。
冬映画の製作も決定済みですし、こっちも期待させて頂きましょう。
( ´ー`)フゥー...
theme : 特撮・SF・ファンタジー映画
genre : 映画
No title
『ニンニンジャー』
私もテレビ本編のニンニンジャーには、あまりいい印象は有りませんが、『役者の人たちの中が悪い』とか初めて聞きましたわ……そんなに良くなかったのか……。
しかし、テレビ本編と比べて天晴の行動が結果として殿さまを突き動かしたと言うのは良いシーンだと思うんですよ。様々な経験を通して学ぶニンニンジャーが、成熟した大人を突き動かすと言うのは彼らのテレビ本編の成長感じられる良いシーンだと感じました。
……テレビ本編よりもよっぽどニンニンジャーの成長感じられると言うのもアレですが。
『ドライブ』
文句なしに面白かったです!
キャラがすごい生き生きとしていました。
初代ドライブピットのシーンは進ノ介役の演技も有ってもらい泣きしそうになりましたわ。ココでベルトさんと進ノ介の対面を書くのか!て思いましたもん。
本願寺さんはいつも通りの良い上司っぷり。最初は古葉に対してオチャラケていたのに本気を出すところで「古葉ァ!」と一括したところはある意味この人のコミカルな面とシリアスな面を使い分けるキャラとしての魅力が引き出されてましたわ。
超デッドヒートは、あのジャンクパーツの寄せ集めにした装甲にドライブを混ぜ合わせたようなデザインが非情にカッコいい。……ただ、最初はマッハドライバーに新アイテムが出ると聞いた時は、マッハの強化フォームが出ると思ったのはココだけの話。
所々に小ネタも仕込んでありましたよね。追田警部のレインボーブリッジのパロやダークドライブのターミネーターのパロ。
その上、終盤の落雷でベルトさんを復活させるところはバックトゥザフューチャー。……もしかしてネクストライドロンの元ネタは出ロリ案の可能性が微レ存……?
ここ数年は、ヘンな所とのコラボやテレビを見ている視聴者をないがしろにしている所が有りましたからね。
今回のパンフレットで柴﨑監督は
「最近の夏映画はテレビを見ていない人に向けていたが、ドライブはテレビを見ている人たちの為に作った」と、言ってました。
今作もコラボはしていましたが、あくまで作品モチーフに収まる程度で去年ほどの作品とは違って邪魔になってないのが流石でした。
今年はどちらも当たりと言った感じでしたね。特に仮面ライダーの夏映画なんてココまで面白いと思ったのはWのAtoZ以来。
次作のゴーストがどんな作品になるか期待したいところですな。
No title
コメントありがとうございますv
ニンニンの裏話に関しては、少し検索すれば出て来るかと。
パンフのインタビューが個人形式で不思議に思っていたのですが、仲が良くないって話を耳にして納得してしまいました。
更に天晴の出番が多いのも、脚本家のご贔屓役者なんだからだそうで。
そりゃ、八雲や凪の存在感が薄いはずです。
何だか悲しくなって来ますな。
ドライブは、本当に久々の当たり夏映画でしたねぇ。
やはり、次ライダー客演ありの夏映画は当たりの法則健在と言った所ですか。
初代ドライブピットのシーン、良かったですよね。
涙もろい人なら、あそこで一気に涙腺決壊モノでしょう。
超デッドヒートに関しては、非常にカッコイイのですが、ネーミングが何かしっくり来ません。
デッドヒートのシフトカーとかすってもいないのですし、現場での呼び名通り「魔進ドライブ」でも良かった気がw
終盤のベルトさん復活は、シフトカー達が後押ししている感じが冬映画の復活シーンに似ていましたね。
あそこで進ノ介が「スタートユアエンジン!」と叫ぶ所とか、「ひとっ走り付き合えよ!」をベルトさんが言う所とかはニヤリとしてしまいました。
所で、今回のコラボってあの居ても居なくても問題無かったアイドルですかね?
全く印象に残らなかったので、オールスルーさせて貰ったのですがw
ネクストライドロン、元ネタはほぼ間違いなくデロリ庵でしょうなぁ。
まあ、ネクストライドロン自身にはタイムトリップ能力は無いのですが。
次作ゴーストも、ドライブの最後の追い込みも楽しみですな。
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