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映画「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」回想録。

前回でウルトラマンも一区切り付いたので、軽くこの作品にも触れたいと思います。




この作品は、私が二回目に連れて行って貰った映画でした。

ちなみに生まれて初めての映画は、この映画公開の一年前に上映した「宇宙からのメッセージ」だと思われ。

丁度、怪獣ブーム真っ最中だったので非常に嬉しかった事を覚えています。

しかし、いざ見てみると全編に渡って妙なコレジャナイ感が。

取り敢えず、ストーリーを。


仏像泥棒に殺害されたコチャン少年がウルトラの母の手によって、インドの神話に登場する神「白猿ハヌマーン」として甦り、ウルトラ兄弟(ゾフィーからウルトラマンタロウまでの6人)と共にタイ王国に出現した怪獣軍団と戦う作品。

(Wikipediaより転載)



まず、一番良く分からないのがハヌマーン

タイでは大人気の神話生物(?)みたいですが、日本ではむしろメガテンで知った人も多いかと。

大抵はかなりの高レベル妖魔で、そこそこ使えた記憶が。

この神話生物が、何故ウルトラの母の手によって子供の死体と合成されるのかが意味不明です。

ウルトラの母は、邪教の館を副業とでもしていたのでしょうか。

で、目出度く合体復活したハヌマーン。

いきなり飛び方がすんごい奇妙でびっくり。

何と、卍型で飛ぶのですよ。

正直、最初何が起こっているのか良く分かりませんでした。

しかもこいつ、水不足解消の為に太陽の神と交渉したりするんですよ?

あまりにもファンタジック過ぎて、唖然とするばかりでした。

おまけに、仏像泥棒を殺害するシーンは非常に残虐で目を覆いたくなるレベルだから困る。

Zガンダム第一話で、カミーユがMSで生身の人間を攻撃するシーンを彷彿とさせます。

勿論、あれよりも相当陰惨で残虐ですが。

と言うか、ヒーローが殺人しちゃいかんでしょ。

泥棒した挙句、子供を殺害した殺人犯も確かにゴミではあります。

しかし、そこに司法以外が登場して無法に殺害してしまえば同レベルになってしまいませんか?

仏像泥棒とは言え、こいつらはただの人間です。

怪物でも改造人間でも、超能力者でもありません

故に、神の裁きではなく人間の裁きを受けさせるべきではないかと。

タイではこれでいいのかもですが、日本のキャラを使って殺人幇助ってのは凄く気になります。

誕生にウルトラの母が絡んでなければ、こんな違和感を覚えなくて済んだのでしょうが。



(;´Д`)



ちなみにこのハヌマーン、東映に無断で作られた映画「ハヌマーンと5人の仮面ライダー」にも登場しています。

向こうでは正式な続編らしいですが、無断だから困る。

元は五人ライダー対キングダークなんですが、配給権を貰っただけなのに何故か勝手に改変。

例えるなら、アメリカ映画「アベンジャーズ」を日本で勝手に改変してウルトラマン無双のシーンを入れてしまう様なモノでしょうか。

そんな事をしたら、二度と映画を配給させて貰えなくなると思いますが。

実際、向こうで改変された内容では、仮面ライダーは全滅しハヌマーンに助けられる始末。

ラストバトルもハヌマーン無双と言うから、もう頭が痛いです。

それはさておき。

こんな展開から一変して、今度は突然出現した怪獣軍団との戦いになります。

ロケット爆発の影響で復活したらしいですが、何故タイの地下で眠っていたのかは不明なまま。

何故かゴモラを頭目として、タロウに登場した怪獣ばかりが登場します。

しかも、全部宇宙由来の連中ばかり。

ゴモラって、この時点でそんな凄い怪獣でしたっけ?

どっちかと言えば、ジェロニモン出した方がそれっぽいと思うのですが。

おまけに、中に全く見慣れない怪獣が一匹。

見た当時、最後まで不明なままだったのですが後で判明しました。

そいつの名は「ダストパン

何かフライパンの商品名みたいな名前ですが、出典元はなんと「ミラーマン

そりゃ知らんはずです。

再放送もロクにありませんでしたしね。

で、颯爽(?)と登場したハヌマーン。

当然、怪獣軍団とのバトルになります。

しかし、数の暴力でフルボッコに。

その時、ウルトラ6兄弟がやってきてハヌマーンを救出

ここから、今度は正義側による数の暴力が爆発します。

ただし、ウルトラ兄弟はハヌマーンの助手みたいになってますが。

なんせ、怪獣のトドメを刺すのはハヌマーンばっかり

哀れ、ダストパンとアストロモンスは首チョンパで速攻死去。

ドロボンはハヌマーンの謎ビームで白骨化して死亡。

最強と名高いはずのタイラントに至っては、基地の爆発に巻き込まれて焼死

もう何が何だか。

最後に残ったゴモラも、徹底的にリンチされます。

逃げるゴモラを七人でボコるその姿は、幼児の目にもかなり異常に見えました。

ゴモラは執拗にリンチされた挙句、最後はバーチカルギロチンみたいなカッターで真っ二つ

無論、タイラント以外は全部ハヌマーンの犯行です。

劇場で見ていた私も、幾らなんでもこれはないだろと茫然自失だった記憶が。



(´・ω・`)




かくして、ウルトラ史上空前絶後のトンデモ映画は終わりました。

ウルトラ兄弟を高らかに歌い上げた主題歌だけが、劇場に虚しく響きます。

勿論、ハヌマーンの名は一切出て来ません

これって、円谷のせめてもの抵抗だったのかも知れませんね。

当時一緒に見ていたのはだったのですが、今この映画の感想を聞いてみたい気がします。

多分、覚えていないでしょうけどw

折角連れて来てくれた父に悪いと思った私は、この映画に対する不満は一切漏らしませんでした。

まあ、言うともう二度と映画に連れて行って貰えないのではないかという不安の方が大きかった気もしますが。




何と言うか、全体的に匂い立つ仏教臭が凄まじい作品です。。

日本とは、仏教に対する考え方が全く違う国だと言う事だけは良く分かりました。

最も、タイでのこの映画の評判は全然知らないのですが。

この映画を合作と言う形で作った映画会社は、この後も色々やらかしています。

前述のライダー映画と、ジャンボーグAとの共演映画を経てオリジナルウルトラマンを作成した様ですが…

著作権関係の裁判に負け、円谷の許可無しではウルトラ関係の作品は作れなくなったそうです。

ま、当たり前の事ですが。

徹底的に日本のヒーローを下げた挙句、ハヌマーンを大活躍させるそのやり方は非常に幼いと言わざるを得ません。

ネットで良くある、原作介入型の二次創作オリ主モノを映画化したらこんな感じになりそうな気がします。

特に原作ブレイク系最強オリ主モノ。

流石にもう、こんなトンデモヒーロー映画が作られる事は無いでしょう。

多分。


ちなみに、この後ウルトラ映画は近年の超ウルトラ8兄弟まで行く事はありませんでした。

ただ単に、連れて行って貰えなかっただけなんですが。

恐らくは、ドラえもん映画に敗北したのだと思われ。

当時でも映画は割と高額な趣味で、それ程行ける余裕が親に無かったのでしょう。

なのに、わりと連れて行って貰った記憶がありますしね。

当時の藤子不二雄人気は、かなりのモノがありました。

時期的にも被りますし、ほぼ間違いないかなと。



で、次回からはちと悩んでおります。

このまま平成ウルトラマンシリーズに移行するか、それともまた戻って別の古い作品へ行くか。

難しい所ですね。

まあ、このままウルトラマンシリーズを最後まで続けるのが一番スッキリするとは思います。

仮面ライダー程ではありませんが、相当なロングラン作品ですしね。



( ´ー`)フゥー...

theme : 特撮・戦隊・ヒーロー
genre : 映画

comment

こんばんはです。
毎回楽しみのウルトラマン回想録。
子供もの頃見てた特撮がウルトラマンばっかりだった自分には嬉しいし共感出来る記事でしたが…

この映画の存在は全く知りませんでしたWWW
このハヌマーンっての記事見た後Googleで調べたら本当に卍の姿で飛んでる画像がありお茶吹きましたWWW

泥棒を殺害…Ζの序盤アレも某動画で鬼畜主人公ネタにされてますが、それを越す酷さ。

無断のハヌマーンと五人ライダー…無断とはWWW
内容も痛い、あのヒーロー大戦以下かとWWW

怪獣のチョイスも微妙ですね
何故にゴモラWWW
しかもタイの地下から!ツッコミ所満載WWW

内容もある程度の数の暴力は想定出来ますが…ゴモラ一匹にフルボッコってWWW
ウルトラ兄弟を多数破ったタイラントも焼死って…

しかも調べたらこの映画公式で見る手段が少ないらしいですね、なんか今だに信じられない内容なんでなぜか一度見たくなりましたW

次回から…
私はどちらでも大歓迎です。
平成ウルトラマンならそれで良しで、他の作品も参考や勉強になるので非常に興味がありますし。

No title

>DD様

コメントありがとうございますv

私の子供の頃は、怪獣ブームとガンダムブームで埋まっていたと言っても過言ではありませんでした。
変身ブームは微妙にずれていたので、視ていたのはウルトラマンがかなり多いんですよね。

と言うか、子供の頃唯一見れたウルトラ映画がこれとかもう色々な意味で残念ですw
飛行している姿はマジで笑えますよね。
卍か、変形バンザーイな感じで。

5人ライダーに関しては、ヒーロー大戦が神に見えるレベルの酷さだから困るw
映画なめんな!って感じ。

グランドキングとかエンペラ星人ならともかく、ゴモラではイジメにしかなりませんでしたね。
殺し方も残虐ですし、流石「ぼくのしんじているさいきょうのかみさま」ですな。

日本では、契約トラブルの関係であまり視る手段がないみたいですね。
私は一度見ただけでお腹いっぱいですが、ネタとして視るのはまあありかとw

次回に関しては、もう適当に気分で決めてしまおうと思います。
適当に期待して下さいませ。
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プロフィール

Kivagami

Author:Kivagami
玩具とネトゲ、そして仮面ライダーを始めとする特撮をこよなく愛する孤高人。
中でも悪のライバルキャラとか六人目とかに目が無い。
特撮系イケメンも好き。
クールガイなら尚大好物。
うさぎを始めとする小動物も好き。
現在、19匹の小動物に囲まれてお世話に奔走する日々。

現在ネトゲ流離い人、定住&安住の地を求めて旅は続く模様。
永遠の孤独(ソロ)という、非常にありがたくない称号を持っているらしい…?

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