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人造人間キカイダー&01回想録。

今回は、キカイダー二作品を取り上げます。





どちらの作品も、実は数話しか見た事がありません。

なおキカイダーに関しては、特撮版復活の兆しがある事で順番を前倒しして取り上げております。

最初にデザインを見た時、あまりのアンバランスさに驚いた記憶が。

実際に動いている所を見ると、全く気にならないのですが。

キカイダーのストーリーは、悪の秘密結社ダークに対向する為に作られたキカイダーの苦闘の記録でした。

大きなポイントとして、良心回路(漫画版ではジェミニィ)なる存在が挙げられます。

良心回路とは、物事を正しく解釈し悪の誘惑を振り切る事が出来るシステム…でいいのでしょうか。

今の時代、正義なんて人の数だけあると言われてますしねぇ。

法律ですら正義と相反する事もしばしばですし、難しい定義です。

まあ基本的には、ロボット三原則をなるべく守るプログラムが搭載されていると考えた方が妥当?

完全に近付けば近付く程、完璧に守れる様になるとか。

キカイダーに搭載された良心回路は不完全な代物で、敵のボスであるプロフェッサー・ギルの吹く「悪魔の笛」の音でほぼ毎回苦しむ羽目に陥っていました。

何故なら、悪魔の笛こそがダーク製ロボットへの指令音波となっていたからですが。

これが「近くのゴミを集めて処分しろ」なんて命令なら問題無さそうですが、悪党ギルの命令ですからもれなく犯罪臭のする事ばかりなんでしょう。

なので、如何に笛の音を無効化しつつ変身するかが見どころの1つになっています。

ですが、毎回やってりゃネタも切れると言うモノ。

中には、相当無理のある無効化方法もありました。

やはり、偶然に頼るのは本当に大変ですな。

変身してしまえば、完全になるので苦しむ事が無くなるってのは少し微妙でしたね。

そもそもキカイダーの左右非対称は、不完全な良心回路を表していると言う事。

だとしたら、変身して完全になったら非対称も解消されてしまうのでは?

どうしても、この辺の矛盾が気になってしまいます。

無理矢理理由を付けるなら、変身前の不具合が現れているという感じでしょうか。




(´ε`;)ウーン…





その後、キカイダーを意識しつつ制作されたであろう「超人機メタルダー」でも「自省回路」と言う名で登場しています。

まあこの回路は、途中でどっか行っちゃうのですが。

それはさておき。

このキカイダーは、相当「メカである」事にこだわった作品ではないかと。

やられれば修理するし、敵も爆発四散すれば部品が転がって来ます。

バラバラにされても、修理する事で復活出来るのはロボットヒーローの醍醐味ですね。

生物だと即死ですし。

必殺武器は「デンジ・エンド

クロスチョップの構えから放たれる電磁波が、敵ロボットを粉々に粉砕します。

なお、漫画版では「デン・ジ・エンド」となっており、電磁波を帯びた手刀で敵を切り裂く様な技になっていました。

特殊サイドカーである「サイドマシーン」に乗り、キカイダーは戦い続けるのです。

前述のメタルダーでも「サイドファントム」なるサイドカーに搭乗しており、東映製アンドロイドヒーローとサイドカーは切っても切れない間柄なんでしょうね。

そして、キカイダーと言えば忘れてはならないのが「ハカイダー」でしょう。

キカイダーと同じく光明寺博士に製造され、博士のを組み込まれた挙句兄を殺す為に行動する。

何とも、非常にややこしい存在です。

キカイダーにとっては、でありでもあるのですから。

漆黒のボディに走るイナズマ模様、そして頭部の脳味噌

一度見たら二度と忘れられないインパクトがありますね。

テーマソングも2曲作られ、ある意味主役以上の人気が出たと言っても過言ではないかと。

その後、ハカイダーを主役とした映画も制作されその人気が証明されています。

この映画のハカイダーは、流石に脳味噌は搭載されていませんでしたが。

おまけに「白いカラス」と名付けられた専用バイクまで持っていて、まさにダークヒーロー。

劇場版のハカイダーも、「ギルティ」と名付けられた黒い専用マシンを所持していました。

代名詞となる必殺技は持ちませんが、ハカイダーショットなる大型拳銃による攻撃は強力極まりないです。

持つ技は基本的に体術が多く、ロボットとしては結構珍しい気が。

これはキカイダーにも言える事なので、光明寺博士ブランドのアンドロイドは体術を重んじているのでしょう。

これは勿論、後の超人機メタルダーにも言える事ですが。

PSのゲーム「スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望」では、メタルダーはキカイダーを参考に開発された設定になっていましたね。

他のロボットヒーロー(ロボット刑事K・特捜ロボジャンパーソン・機動刑事ジバンなど)では、体術はあまり重視されない方向性なので余計異色に思えて来ます。



(゚д゚)(。_。)(゚д゚)(。_。) ウンウン





で、その続編がキカイダー01

ダークが滅んだ後、登場した世界大犯罪組織「シャドウ」と戦う為仁王像から出現したキカイダー01の物語です。

01は、キカイダーよりに制作されていたのでという位置付けになっていますね。

完全なる良心回路を搭載しており、その正義に迷いはありません

その姿も、左右対称となっております。

なので、キカイダーに比べてイマイチ融通が効かない様になってると思われ。

また、動力に太陽電池を採用しているのも大きな特徴でしょう。

しかし、この太陽電池何かなんですよねぇ。

電池なのに、何故か太陽が無いとパワーが激減してしまうのです。

太陽電池なら、充電が可能なはずですしその電力で夜も快適なはず。

どうも制作側が、太陽発電パネルと太陽電池をごっちゃにして設定を作ってしまったと思われ。

そりゃソーラー電卓の親戚みたいなシステムだったら、太陽が無くなった途端詰みます

まあ、実際は容量がそれほど無いだけなんでしょうね。

なので、常時充電が出来ない状態ではエネルギーを節約する必要があるのでしょう。

従って、自動的にパワーがセーブされる安全機構が働いている可能性が大。

夜になっても機能が停止しない所を見ると、そう考えて間違いはないかと。

必殺武器は「ブラストエンド

クロスされた手から放たれる、脅威の破壊光線です。

ゼロワン!はかいこうせんだ!!

その他にも01ドライバーなどの体術も持っており、隙がありません。

ちなみにこの01ドライバーは、キン肉ドライバーみたいな技ではなくドライバーの如く回転して突撃し敵を粉砕する技です。

つまり、ウォーズマンのスクリュードライバーの方が近いと言う事に。

そう言えば、ウォーズマンもロボ超人でしたね。




'`,、('∀`) '`,、




01も、キカイダーと同じくサイドカーである「ダブルマシーン」を所持。

日夜、シャドウの野望を打ち砕く為に戦うのです。

しかしながら、この01は漫画版と相当な差異が。

一番の違いは、やはり良心回路が無い事でしょう。

このお陰か、漫画版は主役がキカイダーのまま続いています。

漫画版01はがさつでいい加減な若者みたいなキャラで、人間を守る事に疑問を感じるなど良心回路が無い為に致命的な問題を抱えていました。

挙句の果てにハカイダーにより服従回路を組み込まれ、悪の尖兵と化す始末。

最後はキカイダーの手によって、他の仲間諸共粉砕されてしまいました。

これでは流石にあんまりなので、私はTV版の方が良いかなと思います。

この01にも引き続きハカイダーが登場しますが、中身をギルの脳に入れ替えたせいか性格が激変

更にハカイダー仲間まで量産して、ハカイダー部隊を名乗っていました。

しかし性能がガタ落ちになったらしく、卑怯な作戦を展開した挙句負けるという醜態を晒し続ける事に。

それでも変な怪物型ロボに変身したり合体したりと、拡張性に優れていました。

とは言え、孤高のライバルが下衆な悪党に成り下がったショックは大きかったと思われ。

後、このハカイダーは凄い事をやってのけています。

それは、ギルの霊を召喚して自らの強化をさせた事でした。




( ̄д ̄)エー




ロボなのに霊頼み!

しかも、頭に脳味噌入れてるのにですよ?

もう何が何だか分かりません

科学の産物が、非科学の極みである招霊をやってのけるこの不条理さ。

頭がクラクラして来ますね。

と言うか、ギルって脳味噌残ってるのに死亡判定されてるんですかw

これって、全身麻痺の患者に死亡判定出す様なモノじゃ?

…ま、まあ生体部品として使われたせいで死んじゃったと言う事にしておきましょうか。




(;´Д`)




その他にも、キカイダー01の仲間となったビジンダー

ハカイダーに代わり、ライバルキャラとなった雇われ殺し屋ロボのワルダーなども登場。

これに01を加えた3体による微妙な恋愛関係も、話を盛り上げた気がします。

なお、ビジンダーには01が製造した不完全な良心回路が搭載されているのですが…

何故不完全なんでしょうね?

01の電子頭脳には、自分の設計図も存在するはず。

でなければ、修理もおぼつきませんし。

だとしたら、何故不完全なモノしか製造出来なかったのでしょうか。

まあ、恐らくは光明寺博士が持つ独自のテクニックが無いと製造不可能なんでしょう。

料理のレシピがあっても、食材を加工する際に手先の器用さがモロに影響するのと一緒で。

あるいは、レア素材が必要である可能性もありますね。

あまりに高額だと、職を持たない01では購入も難しいでしょうし。




(´・ω・`)



で、キカイダーと敵対するのは前述したダークです。

プロフェッサー・ギル率いる悪の組織で、目的は勿論世界征服

…なんですが、その資金集めの為に戦闘用ロボを売って稼いでいる段階で滅んでしまいました。

最終兵器ジャイアントデビルも、結局製造を始めたのは01での事でしたし。

しかも、完成前に破壊されて終わっています。

ですが、漫画版では見事に完成

その強力な攻撃力で、シャドウを全滅させています。

キカイダーに不完全な良心回路が組み込まれて無かったら、世界征服に成功していたでしょう。



漫画版ではジャイアントデビルを擁するハカイダーに滅ぼされましたが、特撮版ではシャドウも頑張っています。

とは言え、その作戦は不思議なモノが多かった気が。

覚えているだけでも、タイムマシンで平賀源内をさらってきて超兵器を作らせる。

ミカンを強奪して、ミカンが食いたい子供たちを仲違いさせる。

手紙を書き換えて人々を仲違いさせる。

などなど、奇妙なんてモノではありません

大体今の時代に平賀源内を呼んだ所で、全く役に立たないと思うのですが。

それどころか、カルチャーショックで人事不省になる可能性が大です。

ミカンの強奪や手紙書き換えに至っては、これ世界征服に繋がんの?と言う疑問しか出ません。

作戦的にはどれも何故か成功し、人々が争ったそうですが。

アホですね地球人類。

何だかなぁ。

どうもボスのビッグシャドウ自身が愉快犯の気があり、人々が争ったりしている所を見るのが好きで好きで堪らなかった模様。

まあ、ボスの意向では仕方ないですね。

ちなみにこのビッグシャドウ、最後まで正体が謎のままで終わりました。

と言うか、正体を明かす前に基地ごと吹っ飛んでしまったのです。



(ノ∀`)アチャー



である光明寺博士なんぞに、ロボット再生装置なんぞ作らせるからこういう大惨事になるのですよ。

何とも、情けない最後でした。

勿論漫画版でも、正体どころか存在も出ないまま組織が滅んでしまう有様。

何とも切ないですね。





後、キカイダー兄弟とビジンダーに共通する事が1つあります。

それは「楽器

キカイダーは、物悲しいギターの音色と共に登場。

01は、力強いトランペットの音色と共に登場します。

ビジンダーはハープを所持しており、武器としても使用していました。

受けよ死の旋律!ストリンガーレクイエム!

敵のギルもを所持しており、密かな楽器へのこだわりが見え隠れしますね。

また、楽器ではありませんがハカイダーは口笛が得意でした。

これはテーマソングにも使用されており、非常にカッコイイです。






玩具系に関しては所持していませんが、祖母の家にキカイダーのソフビ人形があった気が。

何か妙にずんぐりしており、顔がマスクの様に剥がせた様な記憶があります。

調べてみると、マルサン製のキカイダーがそうなっている様で。

それだったのかもですね。




主題歌とEDテーマは、非常に覚えやすくて良いモノでした。

特にEDテーマは、歌詞が微妙に理解出来なかった覚えが。

ギターのジローという歌詞が「北のジロー」と聞こえており、意味不明に拍車がかかっていた様で。

01の方は一転して明るいイメージでしたが、こちらも名曲。

特にEDは力強いヒーローソングで、結構好きでした。






最後に、特撮版キカイダーは一応ハッピーエンドで終わっています。

しかし、漫画版キカイダーは切ないビターエンドでした。

ハカイダーと最終兵器ジャイアントデビルのせいで、キカイダー達は敗北

全員が服従回路を取り付けられ、世界征服成功待ったなしの状態になりました。

しかし、服従回路を得る事で良心回路との釣り合いが取れ人間と同じ善と悪の心を持つ様になったキカイダー。

これで僕は人間と同じになった

全く迷いも無く、敵となった01などの全員を破壊

助けたギルの子供と共に、何処へともなく去って行くのです。

特撮版で主役まで張った01が、悪の手先となった挙句にキカイダーに倒される。

これは、相当なショックがありました。

おまけに、「ピノキオは本当に人間になって幸せだったのか?」と言う重いテーマまで突き付けられるのです。

何と言うか、流石の石ノ森章太郎漫画ですね。

仮面ライダーでも、ショッカーのスポンサーが日本政府だったという脅威のオチを付けていました。

このビターな感触こそが、石ノ森漫画の持ち味ではと思います。

尚、服従回路はその後イナズマンに破壊されたそうで。







様々派生作品やアニメにもなった「人造人間キカイダー」及び「キカイダー01」

特撮版の復活がどうなるか、楽しみに待つとしましょうか。




( ´ー`)フゥー...

theme : 特撮
genre : サブカル

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Kivagami

Author:Kivagami
玩具とネトゲ、そして仮面ライダーを始めとする特撮をこよなく愛する孤高人。
中でも悪のライバルキャラとか六人目とかに目が無い。
特撮系イケメンも好き。
クールガイなら尚大好物。
うさぎを始めとする小動物も好き。
現在、14匹の小動物に囲まれてお世話に奔走する日々。

現在ネトゲ流離い人、定住&安住の地を求めて旅は続く模様。
永遠の孤独(ソロ)という、非常にありがたくない称号を持っているらしい…?

注1:基本的にリンクフリー&トラックバックフリーですが、当ブログのテーマとかけ離れ過ぎな場合は削除しますのでご了承下さい。

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決してモノを叩くのが趣旨のブログではありません。

注3:コメントの書き込みは基本的に歓迎いたしますが…
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注4:最近ソフトバンクの携帯からの荒らしコメが良く来るので、一時的にアクセス不能にしてあります。
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